2008年4月30日水曜日

Akiba

東京都千代田区に秋葉原駅という駅があります。この町はアキバという略称で世界的に有名な電気街で外国人が日本に訪れた際は観光したい場所の上位にランキングされる場所です。元々家電品やオーディオ機器や無線機器などのお店の集合体として栄えてきた街で、地域密着型の電気屋さんで購入するよりも安く買えるなどのメリットもあり、電子機器を買うならアキバに行けとまで言われるほど成長しました。また、オーディオマニアや無線マニアが欲しいものは一般の家電量販店では入手できないのですが、アキバに行けば大抵入手することができるという街でもあります。ここ十数年では機械マニアのお店だけでなく、アニメやゲームの製品を扱うお店が増え、これをきっかけにオタクが欲しいものはアキバに行けば手に入るという側面ももつようになりました。オタクを指す用語の「アキバ系」という言葉まで出来てしまったほどです。そしてさらにその進化は止まらず、近年では「お帰りなさいませ、ご主人様」という挨拶で有名なメイド・カフェが大流行し、メイドに会うならアキバに行けとまで言われるメイドの街としても有名になっています。このアキバでは路上でのコスプレイヤーやパフォーマーが集う場所でもあり、辺りではアイドルのライブやメイドのパンチラ撮影会などで賑わっていました。しかし、時がたつにつれてパフォーマー達の無法地帯と化してきていたためついに警察が動きました。当局はパフォーマーの完全排除を目指し厳しく取り締まりを行っているようです。先日も某自称アイドルが逮捕されたり、数名の警官が常に見回りをするなどしています。居場所をなくしたパフォーマー達は現在警察の管轄外であるJR秋葉原駅にある西側広場へと活動の場を移しているそうです。しかしこの場所も通行人の迷惑になるのでいずれ取り締まりは強化されるでしょう。個人的な意見ですが、パフォーマーとは言っても所詮は所詮はアマチュアの自己満足の世界。他人の迷惑にならなければ大歓迎ですが、そうでなければ取り締まって当然だと思います。その芸人さんがプロ意識を持ってやっているのであれば、いくら取締りが強化されようとも公共の施設を使って世間にアピールする方法はいくらでもあるのですから。

2008年4月29日火曜日

Twelve_Monkeys

昨日は久しぶりに12モンキーズを見ました。この映画を見たのは2度目で、最初は字幕なしで見ようと思っていました。しかし、記憶によるとこの映画は複雑だったような気がする・・・と思い字幕つきで見ました。この12モンキーズはテリー・ギリアム監督が1995年に発表した映画で、ブルース・ウィリスさんやブラッド・ピットさんの豪華競演が話題になりました。主人公のブルース・ウィリスさんが演じるジェームズ・コールは囚人として生活していたのですが、その世界はウィルスによって人類の99%が死滅しており、生き残った人間はウィルス汚染のため地下で生活していました。主人公のジェームズ・コールはある日、科学者たちから過去に戻ってワクチンを作るために必要な純粋なウィルスを手に入れるという任務を与えられます。成功すれば特赦をもらえるというわけです。任務を達成するために1996年に行く予定だったのですが、科学者たちが間違えたために1990年に送られてしまいます。そこでは女医に未来から来たという妄想癖があると診断され、精神病院に監禁されてしまいます。そこで後の「12モンキーズ」というグループのリーダーとなるブラッド・ピットさん演じるジェフリー・ゴインズと会うのですが、いったん未来に戻ることができます。この時のブラッド・ピットさんは今と比べるとまだ若く、圧倒的な存在感のある熱い演技を披露しているのが印象的でした。その後もう一度チャンスをもらい今度こそ1996年に行くことができます。再び精神病院時代の女医さんと接触し、未来から来たということを信じてもらえないながらも彼女の協力を得て「12モンキーズ」と接触するのですが・・・ブラッド・ピットさんはこの映画での熱い演技で第53回のゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞しています。この映画のテーマは時間と記憶だそうです。私はそれだけでなく、未来からやってきて真実を伝えているのに誰一人として信じない、それだけでなく精神異常者扱いとなってしまう主人公を見て。この世は間違った常識にとらわれすぎているという世間に対してのメッセージのようなものを感じました。大多数の意見が物事の真理というわけではないと・・・見終わったあとはしばらくもやもや感が消えない映画でした。

2008年4月28日月曜日

The_sacred_fire_relay

先日、長野市で聖火リレーが行われました。心配していた硫化水素は誰も発生させなかったようなのですが、別の問題が発生しました。現在世界中で問題となっていますが、長野市にも日本在住の中国人が多数訪問し、トラブルの元となっていました。彼らは中国語新聞などで声を掛け合いみんなで聖火リレーを応援しに行きましょうというノリの平和的ともとれる団体なのですが、その応援全員が国旗を持って歩道に陣取るなどちょっと日本人に対しての配慮が感じられないものだったように思います。そして予想通り、現在問題となっているチベットデモの武力鎮圧に抗議する団体と衝突し、平和のはずの聖火リレーが暴動の場となってしまいました。「子供達とハイタッチがしたい」と言っていた欽ちゃんもとても残念そうに「どこでハイタッチしようか考えている間に終わってしまった」と嘆いていました。ソウルでも同じような衝突が起こっていました。同国の中国人留学生5000人あまりはオリンピック公演で聖火リレーを応援していたそうです。しかしやはりここでもチベットを支援する団体と衝突してしまい、多数の負傷者や逮捕者がでています。この衝突のどちら側が悪いとは言い切れませんが、中国がチベットに対して武力弾圧をしたという事実が根底にあるのは間違いありません。さらに中国本土の国内向けの報道では聖火リレーは無事に終わったという情報操作もされています。おまけに欧州などの報道が捏造だという批判するサイトがたくさんあるそうです。まぁどこの国でも報道というものは信用できないものですが・・・世界中との貿易を成功させ、オリンピックに向けてさらに成長が期待されている中国ですが、まずはチベットの問題を解決しないことには話しにならないでしょう。現に他の先進国からのイメージよくはありません。オリンピック開催まであと100日あまりですが、もしチベット問題がこのままの状態ならばおそらくオリンピックの会場は暴動の場となり、最悪の場合戦争にまで発展してしまうのではないかと心配してしまいます。

2008年4月27日日曜日

FIGHT_CLUB

ファイト・クラブという映画を見ました。この映画を見たのはすでに3度目なのですが、何度見ても飽きない展開がとても魅力的な作品だと思います。この作品はデヴィッド・フィインチャー監督の作品で、エドワード・ノートンさん、ブラッド・ピットさんら豪華な競演も魅力の一つにあげられます。この監督さん、他にもエイリアン3やセブン、ゲーム、パニックルーム、ゾディアックと名の売れた作品が多い名監督です。まず映画の最初の場面は主人公が銃を向けられているシーンで、見るものを引き付けます。ストーリーは、不眠症に悩まされているエドワード・ノートンさんが末期ガンの患者や結核の患者などのミーティングのようなものに参加するところから始まります。それによって不眠症は改善されるのですが、例のグループでマーラという女性と出会うことによってまた悪化してしまいます。ある日出張から帰ると自宅で爆発事故が起こってしまい、家がなくなってしまいました。そして出張中の機内で知り合ったタイラー・ダーテン(ブラッド・ピット)という石鹸売りの男に連絡し、彼の家に住むことになります。そしてそのタイラー・ダーテンとファイト・クラブというシークレットサークルを立ち上げます。やがてそのサークルは2人のメンバーがお互いに殴りあうというサークルで、それによって最初仕事ばかりでヤワな感じだったエドワード・ノートンさん扮する主人公は日ごとにたくましくなっていきます。その微妙な心境の変化のようなものを見事に表現するエドワード・ノートンさんの演技は本当にすばらしいと思います。その後、そのサークルはまるで軍隊かのようにタイラーによって統率されだしテロ行為にまで発展してしまうのですが、主人公はそれを止めようとする過程で、とんでもない事実を知ってしまいます。2転も3転もする展開が魅力のこの映画ですが、劇中ところどころにタイラーのイメージがサブリミナルのようにでてくるといったおもしろい作りにもなっています。この映画は賛否両論を呼んだようでどちらかというとあまりメジャーな映画があまり好きではない人のほうが受けはいいような感じがします。実際、アメリカの評論家からも非常に暴力的だと批判されたりもしました。しかし、ワンパターンで展開が読める映画も多い近年、こういった斬新な作りの映画は人の心に長くその名を残す名作だと言えるのではないでしょうか?

2008年4月26日土曜日

communication

先日外国の方達と一緒に食事をしてきました。彼らの中には日本語が堪能な人もいれば、片言で日本語を話すひと、まったく日本語が話せない人がいました。私はというと、おそらく片言で英語を話せる日本人というカテゴリーに入ると思います。その日はアジア料理の居酒屋にてサラダ、春巻き、などどちらかというとヘルシーな料理を食べながらビールやワインを楽しみました。そこで日本語が堪能な一人のイギリス人が「最近の日本のビジネスマンは忙しいとか疲れたという人が多すぎる」と言っていました。どうやら私達が普段無意識に使っている「忙しい」や「疲れた」という言葉に敏感に反応してしまったようです。「忙しい」と言われると、「忙しい中で時間を作ってあなたと会っているのだから感謝しなさい。」といったニュアンスに聞こえるそうです。また、「疲れた」と言われると「あなたと一緒に仕事をするととても疲労感を感じる」というふうにとらえてしまうそうです。確かに母国語でない言葉でこんなネガティブな発言をされたら誰でもそう感じますよね。しかし、それが日本人同士だとしても決していい印象をあたえる言葉ではないし、ネガティブワードばかりを連発しててもいい人間関係は作れないなと思いました。不思議なことに、仕事ができる人ほど忙しいのはあたりまえのことであり、仕事に熱中する人ほど疲れは感じないものでもあり、逆に時間がありあまっていて何もしていない人ほど疲れているようにも見えます。この二つのネガティブワードだけではなく、極力ひとを不快にさせるような言葉は発しないし、考えないようにしようと思いました。そのアジア料理の席でできあがった私たちはとあるバーでさらに日本酒や、ビールや、シャンパンや、ワインをチャンポンし、かなり深酒の一日となってしまいました。お酒はcommunicationをとるときには潤滑油の役割を果たしてくれるといいますが、潤滑油が多すぎるとところどころ覚えていない部分もあるものですね。車やオートバイのエンジンのオイルが多すぎるとどうなってしまうのだろう?などとどうでもいいことも考えてしまった一日でした。

2008年4月25日金曜日

crime

26日に長野市で行われる北京五輪聖火リレーの時に、「硫化水素をまく」とリレーの妨害を予告するメールが寄せられていたという報道を見ました。最近は硫化水素を使用した自殺が全国的に流行っているのですが、それに便乗したいたずらかあるいはテロ行為なのでしょう。最近あった硫化水素自殺でもひどかったのが、23日の高知県のハピネスかがみという市営住宅で、中学3年生の女の子が自宅で硫化水素を発生させて自殺したという事件でしょう。辺り一面に有毒ガスが漂っていたらしく、報道によると58世帯もの地域の住人が非難したそうです。その人数は120人にもおよび、のどの痛みなどをうったえた人たちなど、72人もの人が病院で手当てをうけ、14人が入院たそうです。その自殺した生徒はテレビのニュースで硫化水素の発生のさせ方を知ったそうなのですが、その方法を世に報道したテレビにも責任はあるのではないのでしょうか?現在のテレビの影響力はすさまじいものです。もし仮に1万人もの人がその硫化水素の発生方法を見たとしたら、かなりの確立で何人かの自殺願望をもった人間が実行するのは目に見えています。あの、一斉を風靡した小島よしおの「そんなのかんけーねぇ」は私も真似をしてみたこともあります。この硫化水素自殺がブームになっている理由としては、インターネットも含めた現在のすさまじい情報化も1つの理由だと思います。先日24日にも硫化水素を使用したとみられる自殺が大阪、神戸、栃木、愛知、滋賀、京都の各地で発生し、6名が死亡したそうです。自殺する人間というのはあとに残された人の事を考えない性格の人が多いのだと思います。きっとあとに残された家族はだれよりもつらいでしょうね。ところで、長野市の聖火リレーの際の予告ですが、同市は本気の対応をとるようです。当然といえば当然ですが・・・市庁舎内に危機警戒本部というものを設置し、医師や救護班も待機、警備は3000人以上にものぼり近隣の小学校を16箇所も避難場所として確保したそうです。さらに聖火走者に危害が加えられるのも想定して、聖火の周辺はビデオで撮影して記録するとか。明日はただ無事に聖火リレーが行われるのを祈るばかりです。

2008年4月24日木曜日

THE PRESTIGE

今日見た映画はクリストファー・ノーラン監督のアカデミー賞2部門受賞作品、THE PRESTIGEです。ちなみに、この監督さんはメメントを世に出していることでも有名な人ですね。本作は、超演技派男優のヒュー・ジャックマンさんが扮するロバート・アンジャーと、クールな実力派俳優のクリスチャン・ベールさんが扮するアルフレッド・ボーデンという、2人の若きライバルマジシャンの人間模様を描いているのですが、ストーリーは、ボーデンが、アンジャーのマジックショーを見にいったろころ、マジックの最中にアンジャーが水槽で溺れて死んでしまうところを目撃し、殺人罪になってしまうところから始まります。そして、若かりし頃へと時は戻り、2人の因縁を描いていくわけですが、この場で詳しく書いてしまうとこの作品が台無しになってしまうため、この先は秘密です。しかしこの作品、テレビで予告していた時からマジシャンという設定からして最近の映画とは一味違うなと思っていましたが、想像以上でした。なによりもストーリーが進んでいく展開が見るものを飽きさせない作りになっていますね。もし同じ話を他の監督さんがとったとしたら、全然つまらない映画になっていたことだと思います。あと特筆したいのが、衣装も含み映像がとても綺麗なことです。19世紀のロンドンという設定なのですが、リアルに見える部分もあり、現代風にアレンジされているようにも見えます。そのまったく古臭く感じないところも見ていて飽きない演出の一つなんだと思います。さらに音響含め音楽もすばらしかったと思います。エンディングテーマがTHOM YORKEだったので、ついエンディングロールまで全て見てしまいました。おそらくそこも監督さんが計算しているところなのでしょう。この映画はマジックを通じたサスペンスとともに、若さが故の情熱や、情熱が故の暴走もとても奥深く描いていると思います。自分が若い頃にも一つの事に熱中するがあまり回りが見えなくなってしまったという経験がありますが、その事を少し思い出してしまいました。このTHE PRESTIGEは映画館に行って見ていればよかったと後悔しています。

2008年4月23日水曜日

ミニチュアダックスフンド

私の家には、犬が二匹います。一匹は、スタンダード・シュナウザーなのですが、この子はあまり人見知りする事もなく、私の家に訪れる友人・知人達にも、すぐになつきます。もう一匹が、ミニチュア・シュナウザーなのですが、この子は本当に人見知りが激しく、何度も家に訪れている友人・知人達にも吠えまくります。このダックスフンドですが、元々はアナグマや小獣の狩りを得意としているものです。視覚によって発見が困難なアナグマ狩りに主に使われてきました。アナグマは農作物を荒らす害獣なのですが、その毛皮は高価で、アナグマ猟は経済活動として行われていました。アナグマは15キロほどの体重で、昼間は巧妙に掘った穴の中にいます。そのアナグマの穴は小さいため、必然的に短足の犬が選抜される事となったのです。アナグマの穴は、まず嗅覚によって捜し、穴の中に入ってアナグマを発見し、威嚇して穴の中からアナグマを追い出すという方法で行われていました。ダックスフンドの体長は体高の二倍もあります。全犬種の中で最も、胴長・短足な事でも有名だと思われます。この短足なところが、アナグマ猟に向いていたのですね。そして、威嚇してアナグマを穴から追い出すという作業も、小さい体の割に吠え声が大きいというところで、アナグマ猟に向いていたのでしょう。遊び好きで、適度の警戒心を持ち、番犬としても機能すると聞きます。しかし、私のダックスフンドは警戒心が強すぎるのでしょうか。誰が来ても吠えます。家に人が近づいた事が、鳴き声で分かるので便利といえば便利なのですが。そして、我が家のダックスも吠え声が大きい。確かに、番犬として機能しています。そして、ダックスフンドの起源ですが、古代エジプト時代の壁画から、ダックスフンドに酷似する犬の壁画も発見されているそうです。まあ、中世ヨーロッパが起源と考えるのが妥当だと思いますが。さて、今日もこれから日課のお散歩に連れて行きます。

2008年4月22日火曜日

Titanic

今日も、レンタルビデオ屋さんでビデオを借りて来て見ました。借りて来たビデオは、「TITANIC」です。日本では、1997年の12月に公開されています。ジェームズ・キャメロンさん監督・脚本・製作で、キャストはレナルド・ディカプリオさん、ケイト・ウィンスレットさん等で、総製作費2億ドルの豪華な映画です。映画の興行成績も上々で大ヒットでした。ご覧になった方のほうが多いかと思います。主題歌はセリーヌ・ディオンさんが歌っており、主題歌となった「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も大ヒットとなりました。この映画「Titanic」ですが、タイトルと同じ名前のタイタニック号という豪華客船が、処女航海で沈没してしまった出来事をモチーフにしている映画です。過去にも同名タイトルで、映画化されております。このタイタニック号の処女航海での沈没という出来事は、世界的にも有名な話だと思われます。映画のストーリーとしては、簡単に説明すると、レオナルド・ディカプリオさん演じるジャックは、新天地アメリカに夢と希望を抱いている画家志望の青年。ケイト・ウィンスレットさん演じるローズは、上流階級の娘で家の都合で婚約者がいます。婚約者で資産家のキャル、保守的なローズの母親等の障害を、通り越そうとする二人の恋物語で、それを、事故で生き残った現代のローズの回想形式で構成されております。Titanic号は、1912年4月の深夜に氷山に接触して沈没しました。20世紀初頭に建造された、豪華客船Titanic号ですが、当時の技術は色々と詰め込まれていたはずです。沈没した理由は、今でも話題に上る事があります。保険金目的の陰謀によって、人為的に沈没させられた陰謀説や、運んでいたミイラによる呪い説など、諸説あります。映画のラストに現代のローズは、Titanic号の沈没している海上に来ていました。その時、ジャックに、絵を書いてもらった時に付けていたネックレスを持っています。そのネックレスを、海に落してしまうのですが、思い出の場所に返したい自分の意思なのか?誤ってなのか?ジャックへの御礼だったのか?すこし切ないラストでした。

2008年4月20日日曜日

An inconvenience truth 不都合な真実

私は、昨日みなとみらいへと買い物に出掛け、帰りにレンタルビデオ屋さんで、前々から気になっていたビデオを借りてきました。映画のタイトルは"An inconvenience truth"です。監督はデイビス・グッゲンハイムさん、主演はアル・ゴア前副大統領さんです。日本では、2007年に公開されて、とても話題になりました。とても気になってはいたのですが、まだ見ていなかったのです。このアル・ゴアさんですが、学生時代から環境に対する考え方が、ある程度あったようですね。この時から、地球の未来に対する危機感も持っていたようです。そして、89年にアル・ゴアさんの息子さんが、交通事故に遭い、1か月ほど生死の境をさ迷ったそうです。その後、奇跡的に命を取り留めて回復したのですが、この時に息子の将来には生きる場所がどうなるのかと真剣に考えたそうです。そして、その事は映画を見てみると、けして大袈裟な表現では無い事がよく分かります。まず、二酸化炭素濃度のグラフ等は、右肩上がりどころの話ではありませんでした。一体、どうなっているんだ?という早さで濃度は上がっていました。その弊害とも言われる、異常気象は世界各地で起こっています。2005年には、アメリカではハリケーン・カトリーナの被害は凄まじいものがありました。そして、映画の中では世界各地の、昔の写真と現在の写真を比較して見せて説明していました。水が干上がり砂漠化してしまった湖、氷の溶解が進み縮小し続ける北極、氷が無くなった為に氷を探して100K泳ぎ続けて溺死している北極クマ、温暖化により海面上昇で沈む南の島、沢山の地球上で起きている異常な現象を紹介しています。もう間に合わないと言っている学者もいるそうです。この映画を見ていなければ、ここまで温暖化が、進んでいるとは知りませんでした。アル・ゴアさんの行動は、素晴らしいと感じました。2007年10月に、アル・ゴアさんはノーベル平和賞を受賞しています。素晴らしい事です。しかし、この温暖化の問題は難しいものですね。人口爆発や、発展途上国の先進国化などは、仕方のない事だと思いますし、今から世界中の方々が、自給自足の生活をしろと言うのも無理な話です。今からでも、自分に出来る事から意識していきたいと思いました。

YOKOHAMA みなとみらいショッピング

私は、今日けっこう早い時間から、横浜・桜木町のみなとみらい地区に来ている。みなとみらいに買い物に来たのです。ここ、みなとみらいエリアは横浜でも人気のスポットです。みなとみらいには、遊園地”よこはまコスモワールド”や、”日本丸メモリアルパーク”、”赤レンガ倉庫”、”横浜美術館”、”ランドマークタワー”等、様々な施設がそろっています。他にも、”横浜みなとみらい万葉倶楽部”という大きな温泉施設や、ワーナーマイカル系の大きな映画館の入っている大きい商業施設等、そういった施設が揃っているので、デートスポットとしても大人気です。観光客も大勢やってきます。さて、私はランドマークタワーに買い物へと向かいます。ここは、1993年にオープンしたもので、建物の高さは296m、オフィス、ホテル、ショッピングモール、文化施設等が入っている複合施設です。最上階近くには、展望台もあり朝10時~夜9時まで入れます。ただし大人一人入場料1000円です。今日は、日曜日だからか人並みが結構多かった気がします。カップルも多かったですね。予定の買い物も済ませたので、少し展望台に寄って行こうかと思います。エレベーターで昇るのですが、これがまた早い!耳が少し痛くなります。展望台に到着しました。素晴らしい景色です。夜であれば夜景も奇麗なのですが、日が明るい時間というのも、中々よいものですね。コスモワールドの観覧車が見えます。この観覧車は、世界最大の時計機能を持つ大観覧車です。「コスモロック」といいます。全長112mもあります。これも夜であれば、照明が奇麗なのですが。日本丸メモリアルパークにある、帆船日本丸も見えます。こうして見ると横浜の景色も中々のものです。遠くを見渡せば、東京タワーも見えます。富士山も微かに見えます。明るい時間に来るのは初めてだったんですが、明るい時間も中々良かったです。

2008年4月19日土曜日

friends birthday

私の友人が、先日誕生日だったので、お祝いに食事に招待しようかと思っていたのですが、私の友人は、中華料理をリクエストしてきました。中華料理は、私も大好きなのですが、つい最近も、中華料理を食べたばかりです。中華料理は、少し胃に負担が重い感じですから、あまり頻繁に行くのは敬遠したいところですが、リクエストされたのであれば仕方がありません。また今日も、中華街にやってまいりました。お店に入り、注文しようとメニューを見ていると、なんと中華のお店にシャンパンがありました。せっかくの友人の誕生日のお祝いなので、最初に、シャンパンを注文しました。あまり、シャンパンについては詳しくないのですが、やはりシャンパンというと、お祝いのイメージやセレブのイメージがあります。このシャンパンですが、発砲ワインを総じて指す事が多いのですが、本来は「フランス・シャンパーニュ地方産の発砲ワイン」にのみ許される呼称です。AOC(原産地呼称統制)の規格に則って製造された発泡ワインだけが、名乗りを認められているのです。産地、原料、製法が限定されるが、シャンパーニュ以外の発砲ワインも合わせて、総称ヴァンムスーと呼ばれます。日本だと、発砲ワイン、スパークリングワイン等と呼ばれています。さて、それではシャンパンで乾杯。シャンパンで乾杯すると、とても優雅な気分になります。シャンパンも飲みほして、料理も出てきました。続いて、中華ですから、やはり紹興酒を注文です。この紹興酒ですが、中国では女の子が家に生まれると、その年の紹興酒の美酒を一本保存するそうです。そして、その女の子がお嫁に行く時に開けて飲むそうです。今も、そんな風習が続いているかどうかは、定かではありませんが。今日も美味しい中華料理と、美味しいお酒で満腹です。そして、また今日も少しお酒を飲み過ぎました。今日はこの辺で、お開きにして家へと帰るとします。

2008年4月18日金曜日

幸福の条件-movie-

昨日、映画「いま会いにゆきます」の事をふと思い出してみて、なにか恋愛系の映画が見たいと思い、レンタルビデオ屋に行きました。色々と迷ったのですが、映画「幸福の条件」に決めました。この映画は、もうだいぶ前に見た記憶があるのですが、1993年の作品と書いてあります。この映画を見てから、もう十五年も経っているのかと思うと、時間の流れというのは本当に早いものです。そんなに時間が経っている感覚はありませんでした。監督はエイドリアン・ラインさん、原作はジャック・エンゲルハードさん、キャストにロバート・レッドフォードさん、デミ・ムーアさん、ウディ・ハレルソンさん等です。ストーリーとしては、デミ・ムーアさん演じるダイアナと、ウディ・ハレルソンさん演じるデイヴィッドが夫婦で、二人は深く愛し合っている。マイホームを建てるために土地も買うが、不況で事態は急変する。二人はデイヴィッドの父親からお金を借り、ラスベガスへ勝負に向かう。初日に、賭けは大成功を収める事となり、大金を手にするが、次の日に全財産をなくしてしまう。そこに、ロバート・レッドフォードさん演じる資産家のジョンが現れる。ジョンは、ダイアナに一目惚れをする。そして、ダイアナと一夜を過ごせたら100万ドルを二人にあげようと申し出る。非常識な提案に、二人は怒りを覚え、最初は断るが将来を築くために、この申し出を受けてしまう。そして一夜たち、デイヴィッドの元にダイアナは帰って来るが、二人はギクシャクしてしまう。冒頭は、こんな感じです。はたして、自分自身だったら愛する妻が、他人と一夜過ごす事を許せるだろうか?映画の中でも、その後二人の歯車はかみ合わなくなり、ダイアナはジョンの元へと向かってしまいます。知人では、ロバート・レッドフォードさんみたいな人に、100万ドルの価値を付けられたら、それだけで惚れてしまうな、なんて事を言ってる人もいました。でも映画の最後には、ダイアナを獲得したにも関わらず、ダイアナの真意に気付いたジョンは、嘘をついて、ダイアナをデイヴィッドの元へと返してしまいます。このシーンが私は大好きです。ジョンは、自分の幸せでは無く、ダイアナの幸せを選んで、悪者を演じるのです。ロバート・レッドフォードさん、カッコ良かったです。幸福の条件とは、何なのでしょう?やはり、お金だけでは無いのでしょう。

2008年4月17日木曜日

いま会いにゆきます-movie-

私は、映画なんかも大好きなのですが、数々の思い出深い映画があります。今日は、本屋に立ち寄った際に、市川拓司先生の小説が並んでいるのを見て、映画「いま会いにゆきます」の事を思い出していました。この「いま会いにゆきます」ですが、作家「市川拓司」先生の2003年3月に発売された恋愛小説が原作になっている映画です。小説刊行後の2003年11月に映画化が企画され、2004年10月30日より日本全国公開されました。主演は、竹内結子さんと中村獅童さんでこの二人が夫婦役、その子供役が武井証くんです。ストーリーを簡単に説明すると、妻を亡くした夫とその子供のもとに、「1年後、雨の季節になったら帰ってくる」と言い残して亡くなった妻が、二人の前に姿を現す。でも記憶を無くしている。夫は記憶を無くしている妻に自分達の恋の歴史を語り、妻と夫は再び恋に落ちて行く。しかし、雨の季節が終わると妻は二人の前から姿を消してしまう。そして、夫はなぜ妻が自分との結婚を決めたのかや、妻の思いの強さに気付く。といった話なのですが、ストーリーとしてはとても深く、よくできているなあと思いました。とても感動できます。この映画のタイトルの意味や、なぜ死んだはずの妻が戻って来たのか等が分かった時には、泣けてきます。こんな純粋な恋愛ができたら、こんなに人に愛される事ができたら、それはとても幸せな事でしょう。映画の興行として、成績も評判も上々でドラマ化もしました。そして、この映画で共演した、竹内結子さんと中村獅童さんは、映画の撮影が終わると結婚し、子供も儲けました。その事も非常に話題になりましたが、残念な事に夫の中村獅童さんの女性問題等によって二人は離婚する事となってしまいました。この映画のロケ地は、長野県の諏訪地方、松本、山梨等で撮影が行われました。この映画のロケ地巡りツアーなんてものも、あったようです。映画のなかのシーンは、木々の生い茂る自然豊かな景色が多く、ロケ地ツアーというのも面白いかもしれませんね。この映画のストーリーは本当によくできていると思います。面白かったので小説も読みました。市川拓司さん、また面白い小説を期待しています。

2008年4月16日水曜日

友人とCHINA TOWN

昨日の夜は、少し飲みすぎてしまったようだ。まだ少し胃が重い感じがする。昨日の夜7時ころだったと思うが、友人から電話があった。ご飯の誘いの電話でありました。ご飯というか、この時間に、この友人からの誘いといえば、食事というよりもメインは酒なのは分かってはいたが、私もお酒は嫌いではない。むしろ好きであるし、1人よりも友人との食事の方が楽しい。迷う事もなく、待ち合わせ場所へと向かった。友人は、中華街へ行こうと言っている。わざわざ中華街へ行かなくても、中華の食べられるお店なら、その辺にたくさんあるのにとも思いましたが、たまには良いかと思い中華街へ向かいました。横浜中華街は、日本最大の中華街であり、東アジア最大の中華街です。日本には他に、神戸南京町、長崎新地中華街が有名で、これと横浜中華街の3か所が、日本三大中華街です。横浜中華街の歴史は古く、140年程も続いているそうです。店舗の数も多く、600店程、軒を並べています。高級店も、多数存在しておりますが、私はあまり高いお店には入った事がありません。大衆店でも、十分に美味しいお店が中華街には多く存在しています。中華街に到着して、歩いてお店を選んでいました。いつもより、今日は人並みが少ない感じです。しかし、これだけのお店の数があると、いつもの事ですが迷ってしまいます。お店を決めて、入店。今日は中華なので、紹興酒です。紹興酒はアルコール度数、約14~18度と日本酒と同じくらいです。前は苦手で敬遠気味だったのですが、最近は結構好きな部類に入っています。以前は、この紹興酒に砂糖や氷砂糖、レモンスライスなんかを入れて飲んでいる方々が多数いました。独特な薬品臭も苦手でした。でも、これは日本にあまり良い紹興酒が入って来ていなかった為で、最近の日本で出回っている紹興酒は中々旨いのです。特に瓶に入っているものは、とても美味しいのです。薬品臭など全くありませんし、むしろ酒の芳醇な香りが漂っています。初めて美味しい紹興酒を飲んだ時は、驚きました。全くの別物としか思えませんでした。この紹興酒には、アミノ酸の中でも必須アミノ酸と呼ばれる、体内で合成されず食で摂取するしかないアミノ酸の、全9種類が全て含まれています。食欲増進や疲労回復、消化を助ける保健効能があります。しかし、それも飲み過ぎては意味がないですね。気を付けなくてはと、また反省です。

2008年4月15日火曜日

森林公園

今日は用事で、横浜の磯子の方に行っていました。私の住んでいる所から、車で1時間といったところでしょうか。昔は、この磯子の近くにある山手と呼ばれる辺りに住んでいた事もありました。ふと懐かしい思い出なんかも、蘇ります。予定よりも、だいぶ早く家へ帰れる事となり、私は帰り道に少しだけ車で寄り道しながら帰ろうかと考えておりました。懐かしい道、懐かしい街並みです。同じ横浜に住んでいるとはいえ、用でも無ければ通る事もありません。ほんの小一時間ほどしか離れていない場所ですが、あの頃はこんな事をしていたなあとか思い出しながら車を走らせていました。山手から程近い所に、大きな公園がある事をふいに思い出しました。寄り道ついでに、寄って行こうと思い立ちました。「根岸森林公園」です。公園脇の駐車場に車を止めました。この公園は、大きな芝生公園を中心にした森林公園として、1977年に開園されたものです。施設らしい施設は存在しません。この公園の魅力は、なだらかな丘と敷地全体に広がっている芝生、それと緑豊かな自然です。多くの樹木により、四季折々の景観は素晴らしいものがあります。私は、桜がまだ散っていない事を少し祈っていました。満開の時期には、なかなか見応えのある景観なのです。公園に隣接されたかたちで、「根岸競馬記念公苑」というものがありまして、「馬の博物館」も併設されています。その影響で、駐車場近辺では独特は臭いが漂っています。この馬に関わる施設には、まだ一度も入った事はありません。公園の中へと入りました。ゆるやかな階段をゆっくりと登って行きました。目の前の光景は素晴らしい景色になりました。桜はピーク時を、明らかに過ぎてしまっていますが、どこまでも続いている芝生の緑と樹木の緑色、それと空の青い色、そこに少しだけ残っている桜のピンクの花びらが一枚の絵画のようです。自然は本当に素晴らしいものです。こんな光景が、横浜のど真ん中にあるのが信じられません。寄り道は大正解です。惜しいのは、桜ですかね。この公園の事はすっかり忘れていましたが、来年の春には満開の桜を見に来たいと思います。こうゆう時間の使い方も良いものですね。少し得をした気分で家に帰りました。

2008年4月14日月曜日

osake4

またまた日本酒の良さを紹介させていただきたいと思います。これまでに、日本酒に含まれる栄養等で、適量を飲む事によって健康に良い効果が得られる事を説明してまいりました。健康で若々しくありたいと願うのは、誰しも一緒だと思います。ハリがあり艶やかな肌は、”若い肌”であると感じますが、若さを保つ秘訣には、充分な栄養を摂る事が不可欠となります。
日本酒の愛飲家に、血色のいい素肌が多くみられるのは、日本酒中のアミノ酸類が皮膚の表面を滑らかにし、外部の刺激に抗して体を保護しているからです。皮膚の保温・保湿成分は、肌再生アミノ酸といわれるプロリン、アルギニンが変化したコラーゲンで、本来は成人の皮膚にも含まれています。もちろん個人差はありますから、人それぞれでその量も違います。しかし、加齢やストレスなどによって、その量は減少していきます。日本酒を飲みますと、他の種類よりも長時間、体温が2度ほど高い状態が続き、皮膚の表面の血液循環がよくなります。抹消血管が広がり、毛細血管の働きが活性化するからです。
脳細胞や心筋における、酸素や栄養物の供給は血液によって行われます。歳をとると血液の溶解作用が弱まり、血小板を凝縮させて血栓をつくり、血液の循環を阻害します。日本酒には血栓を溶解する酵素のポリフェノールやウロキナーゼ、プラスミノーゲンなどが含まれていて、近年では血液のサラサラ効果も注目されています。様々なストレスに見舞われる年代では、健康な体にみられる善玉・悪玉コレストロールのバランスも崩れ、動脈内壁に悪玉コレストロールが沈着し、さらに酸化をうけて動脈硬化症をおこします。若さとは反対の、動脈硬化を防ぐには、まず善玉を増やして悪玉を減らす事が重要で、日本酒には善玉コレストロールを増加させる効果もあります。つぎに、悪玉コレストロールを酸化させない事が重要になりますが、抗酸化作用のあるフラボノイドなどが日本酒には含まれていて、動脈硬化を予防してくれます。美容だけではなく、血管の若さにも効果があるのです。ほかにも、日本酒の香りにはアロマテラピー効果も注目されています。
ただし、日本酒に限った話ではありませんが、どのお酒も飲み過ぎには、くれぐれも注意して下さい。適量でなければ意味がありません。飲み過ぎは、逆に健康を害する原因になります。そんな私自身も、少々飲み過ぎてしまうので、これからは気をつけたいと思います。

2008年4月13日日曜日

江ノ島に寄り道

今日は、用事で藤沢に来ている。藤沢に来るのは、久しぶりの事だ。横浜で暮らしていると、海水浴といえば、やはり湘南あたり、江ノ島や三浦海岸なんかが一般的です。昔は、海に遊びに行く事も多々ありましたが、最近では、そんな事もさっぱりになりました。今日は、藤沢に来たついでに江ノ島に寄り道しようかと思っています。江ノ島は、1964年の東京オリンピックでは、ヨットの会場になっています。全国的にも有名な観光名所でもあります。日本の素晴らしい景勝の1つです。日本の古い芸術に、浮世絵等がありますが、そういった物のモチーフにもよく選ばれています。
近づいて来ました。潮の香がします。天気もあまり良くないので、残念ながら富士山はよくは見えません。天気の良い日には、バックに富士山が見えて中々の景色なのですが。初日の出にも、ここは大人気です。江ノ島のバックに富士山があって、上って来る太陽の光で水面は赤く輝いていて、これも素晴らしい光景なのです。人気があり過ぎて、人が多すぎるのが難点なのですが。夏の花火大会も、大人気です。花火の灯りで、うっすらと見える江ノ島の横で花火が輝いていて、その花火が水面に映し出されている光景というのも、素晴らしく美しいのです。まあ、こちらも人気があり過ぎて、人が多過ぎるのが難点なのですが。こちらに至っては、花火大会が終わってからの電車に乗るのに、1時間位待たされる覚悟で行かなくてはならないほど、混み合います。車でも、普段1時間ほどで家まで辿り着く道のりが、軽く2時間以上はかかります。
江ノ島に到着しました。江ノ島展望灯台は、2003年4月に建て替えられました。高さ海抜119.6m、展望フロアの高さは101.58mです。江ノ島から見える景色も中々奇麗なものなのですが、私自身の感想としては、やはり江ノ島は少し離れた場所から、江ノ島が見える光景を眺める方が素晴らしいと思っています。あくまで私自身の感想です。来た際には、せっかくなので、江ノ島からの景色も毎回見てはいるのですが。江ノ島の名物には、海産物が多くあるのですが、中でもしらすは有名で、とても美味しいのです。私自身も大ファンです。今日は、名物しらす丼を食べてそろそろ帰るとします。

2008年4月12日土曜日

osake3

日本酒の良さを、また紹介したいと思います。日本酒には、色々な健康に有効な効果について紹介してきましたが、日本酒の中には、糖分、有機酸、アミノ酸、ビタミン等100種類以上の栄養素が含まれています。とりわけ身体に有益な生理活性を示すアミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸は、3大栄養素1つで、タンパク質の厚生素として筋肉、臓器への利用や栄養価を高めるほか、様々な生理機能を担っています。体内で合成できない、飲食物から摂らなくてはならない必須アミノ酸が日本酒にはバランスよく含まれ、古来より「天の美禄」と言われました。非必須アミノ酸の役割も大きく、アルギニン(ホルモン分泌の促進)、グルタミン(免疫機能の維持・改善)、アラニン(肝臓の保護)、等は素晴らしい薬効を持っています。日本酒の甘さをだしている、アミノ酸(グリシン・アラニン・プロリン)は脳では神経伝達物質として働き、胃液や唾液を分泌させ食欲を増進します。夏の暑さで、胃腸機能が衰えがちな時期に、日本酒で乾杯の1杯に含まれるグリシンが胃腸庭部の顆粒細胞を刺激し、ガストン(消化管ホルモン)を放出させ、血中を回って胃底部に作用して胃液を大量分泌させます。
運動する場合には十分なアミノ酸やたんぱく質を摂取する事が必要になります。脂肪代謝が高まるため、アミノ酸の分解が進み、必要量は増加します。また、疲労回復や疾病予防にアミノ酸サプリメントの活用は人気がありますが、日本酒にも効果が期待できます。日本酒には、様々な栄養が含まれています。
とは言え、適量を守るというのも大事な事です。日本酒をのんでいれば、絶対に健康になれるという事ではありません。しかし、そんな事を言っている私自身が、分かっていながらついつい深酒をしてしまいます。やはり、楽しくお酒を飲んでいると、ついつい飲みすぎてしまうんですよね。気をつけなければ。逆に体を壊す事になっていしまいますから。

2008年4月11日金曜日

野茂英雄投手の復活

昨日も、野茂英雄選手の話だったのですが、今日も野茂選手の事を書きたいと思います。野茂選手が、カンザスシティー・ロイヤルズの投手として、対ニューヨーク・ヤンキース戦で、メジャーリーグのマウンドに、実に1000日ぶりに復活しました!実に、とてもとても喜ばしい限りです。野茂選手は、日米通算200勝や、最多奪三振4回、6試合連続2桁奪三振等の記録。メジャーリーグでも、最多奪三振2回、ノーヒット・ノーラン2回等の記録を残しています。中でも、クアーズ・フィールドでのノーヒット・ノーランを達成したのは野茂選手1人なのです。この球場は、高地で空気が薄く、投手のスタミナの消耗が激しく、ボールが飛びやすい球場のため、難易度はかなり高い記録なのです。不可能を可能にしたノーヒッターといわれ、この球場でのノーヒッターは今後2度と出ないだろうとも言われています。また、1995年にディアマンテスが、野茂選手の応援歌として、「バナナ・ボート」の替え歌で「野茂英雄のテーマHIDE~O」を、シングルCDで発売するといった出来事もありました。「野茂が投げれば大丈夫」の歌詞は、有名だと思います。人気もありました。驚異の奪三振率から、「ドクターK」の異名もあります。また、メジャーリーグへと挑戦し、活躍する事で、野球の本場メジャーでも、日本の野球が通用する事を証明した野茂選手は、日本のパイオニアともいわれています。しかし、肘への負担により、活躍にもかげりが出てきます。そして、2006年には右ひじを手術しました。手術からの回復も思わしくなく、リハビリが続く時代が長かったと聞いています。そんな野茂選手の、メジャーのマウンドへの復活です。
野茂選手にとって、デビルレイズ時代の2005年7月以来のメジャーリーグのマウンドです。リリーフでの登板で、7回から9回までの、3回の登板で、65球・被安打4・自責点2・与死球2・奪三振1の結果でした。奪三振は、松井選手から奪ったものでした。試合後のコメントでは、「早くマウンドに上がって投げたかった。」と野球への情熱を感じさせる発言や、「どこまでやれるか分からないし、使う方も分からないでしょう。投げるチャンスが来れば抑えて、それからです。」と、まだまだ野球を続けたい意思ともとれる発言がありました。野茂選手も39歳です。野球選手として、もう若くはありません。ですが、まだまだ活躍する所を見たいものです。そして、まだ現役で頑張れるはずです。今日を皮切りに、素晴らしい復活劇になる事を信じて応援したいと思います。

2008年4月10日木曜日

野茂英雄

私は、野球が好きなのですが、やはり好きな野球選手でも、メジャーリーグで活躍している選手や、メジャーに挑戦する選手というのは、野球選手という視点以外にも、素晴らしいものを感じます。メジャーリーグと言えば、やはり野球の本場であり、挑戦するにはとても勇気が必要なはずです。今となっては、メジャーに移籍する日本の野球選手というのは、あまり珍しくなくなってきていますが、それも全ては、この野茂英雄選手のおかげだと言わざるをえません。
この野茂選手ですが、高校卒業時、後に入団する事となる、球団の近鉄からの誘いがあったのですが、それを断わり、ノンプロ・新日鐵堺への入社を選びます。新日鐵堺の1年目に、フォークボールを習得、これがその後の野球人生で大きな武器となりました。その後、1988年のソウル・オリンピックでの代表に選ばれて、銀メダル獲得に貢献します。1989年のドラフト会議前に、野茂は、どの球団から指名されても入団すると明言しました。このドラフトで、史上最多の8球団から1位指名を受け、抽選で近鉄が交渉権を獲得。近鉄に入団となります。その後は、素晴らしい成績を残します。1994年に複数年契約と代理人制度を希望しますが、これを球団側が拒否。その為、近鉄を退団し、メジャーリーグへと挑戦する事となります。
1995年に、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結びます。年棒は近鉄時代の1億4000万円から980万円になります。5月2日にジャイアンツ戦で、先発投手としてキャンドルスティック・パークのマウンドに立ちます。メジャーリーガー野茂英雄の誕生でした。あの独特の投球フォームは、小・中学生のころからだそうです。この投球フォームに、野茂選手はこだわりを持っていたようです。日本で、近鉄との契約の際にも、投球フォームを変更しないという条項が付け加えられていたそうです。大きく振りかぶってから、背中を打者に向ける投法で、ストレートと2種類のフォークボールが、どの球種もほぼ同じフォームで投げられる事も大きな武器になっています。これにより、数々の成績を残しました。野茂選手の活躍により、日本人のメジャーリーグへの進出は、多くなりました。野茂選手の事を開拓者と呼ぶ人もいます。たしかに、野茂選手のメジャーでの活躍がなければ、これほどメジャーに渡る日本人選手はいなかったでしょう。そういった意味でも、野茂選手の野球界への貢献は大きかったと思います。

2008年4月9日水曜日

横浜散策・山下公園

私は、横浜に在住です。実際に住んでいると、昔はよく行っていた場所などにも、なかなか行かなくなるものです。横浜は、美しい街です。紹介したい場所などが、たくさんあります。でも慣れというのは、そう言った景色も、普段通りの見慣れた景色になるものです。今日は、時間があったので、久し振りに横浜を感じる場所に行こうと思いました。
どこにしようかと、考えていましたが、今日は山下公園に決定です。なんとなく、そんな気分になりました。山下公園というのは、横浜で最も有名な公園です。関東大震災の復興事業として、震災後の市内から、瓦礫等を集めて、埋め立てられてつくられました。大正14年から4年がかりで埋め立て、上部を土で覆土して造成し、公園の基本的な形が出来たものなのです。公園内には、銅像等も多く存在します。サンディエゴ市から贈られた水の守護神像や、童謡でお馴染みの赤い靴はいてた女の子像、それに、在日インド人協会から寄贈されたインド水塔なんかもあります。ここから見える横浜ベイブリッジなんかも奇麗なんですよね。ベイブリッジで思い出しました。せっかくなんで、すぐ近くにあるマリンタワーにも寄っていきたいと思います。
マリンタワーは、高さ106mで、世界一高い灯台です。もう、どこかに抜かれていたりしないんですかね?地上100mの高さにある、展望台から見る景色は、なかなかのものです。ベイブリッジもこちらからの方が、断然奇麗に見えます。鳥を、放し飼いになっているフロアもあって、餌を自分であげる事も出来ます。昔は、よく行ったものです。なんて昔の事を、思い出しながら歩いていました。
マリンタワーに近づいたら、「只今、リニューアル中につき閉館しております。」との張り紙が、ありました。「えっっっっ!!」そんなあ!!だいぶショックです。150周年の事業として、リニューアル改装中なんだそうです。来年の春まで、閉館との事でした。少し残念です。まあ、これも山下公園にまつわる、一つの思い出になるでしょう。仕方がないので、トボトボと中華街の方へと、歩き出しました。今日は、中華街で豚まんでも買って、かじりながら家へと帰るとします。たまには、こんな散歩も良いなと思いました。

2008年4月8日火曜日

シュナウザー

私は、シュナウザーとミニチュアダックフンドを飼っている。非常に二匹とも可愛い。ダックスの方は警戒心が強く、家に訪れる友人・知人にも中々なつかない。シュナウザーの方は客人達にも愛想が良い。私の家のシュナウザーは、スタンダードシュナウザーと言う犬種なのですが、スタンダードは3種類のシュナウザー(ジャイアント・スタンダード・ミニチュア)の中でも、もっとも古い歴史を持っており、シュナウザーの原型とも言える犬種です。この犬種が存在していた事をしめす確かな証拠は、14世紀頃から見つかっています。その証拠によって、この犬種が、早い時期から番犬として、また狩猟の際のパートナーとして飼育されていた事がうかがえます。
この犬種は、作業をしたり狩りをしたりするテリア系との交配で偶然誕生したと言われていますが、一方で黒いジャーマン・プードルとグレーのウルフ・スピッツ、さらにワイヤーヘアード・ピンシャーなどとの交配から派生してきたとも考えられています。そういった交配の結果生まれたのが、ネズミ捕りの能力に優れ、有能な番犬として活躍できる犬でした。こうして20世紀初め頃まで、スタンダード・シュナウザーは、農民が留守の間も、農作物を積んだ荷車をしっかりと守ってくれる番犬として人々に親しまれてきました。
スタンダード・シュナウザーは、丈夫でがっしりとした体つきをしています。被毛は、針金のように硬くて太い上毛の下に、柔らかな下毛がはえています。粗くて硬い被毛には、定期的なブラッシングが必要で、さらに年三・四回のトリミングが必要です。つい最近、トリミングに連れて行ったのですが、シュナウザー・カットと呼ばれるカットにしています。シュナウザー・カットのベリーショート、これが定番になっています。このカットがまた可愛いんですよね。口髭と眉毛を残して、後の部分をベリーショートにするのですが、人の顔のようです。口髭と眉毛を残すのは、本来の狩猟や狩りやネズミ捕りと言った仕事の際に、顔に傷がつかないように、残していたものの名残りのようです。実用的な目的のカットのようですが、シュナウザーの魅力の1つでもあると思っています。このカットの直後に、ボールで遊んであげると、ボールを銜えた横顔が、まるで”パックマン”のようになっています。それがまた可愛いんですよね。トリミンングに行くと、顔だけ異常にでかいルックスに生まれ変わって、帰って来ます。その風貌で、目をキョロキョロされると、抱きしめたくなります。
さてさて、今日も二匹の散歩に行ってきます。

2008年4月6日日曜日

OSAKE2

日本酒の良さを、知ってもらいたいと思い、また紹介させていただきます。適量の飲酒は、健康に良いと言われています。”酒は百薬の長”なんて言葉もありますが、まさしくその通りです。日本酒は骨粗しょう症の、改善・予防に効果がある事を最新の医学研究は明らかにしました。飲酒により、体内のエストロゲン値を高め、骨密度が高くなり、骨折のリスクを低下させるのです。骨格筋の修復や増強に、日本酒に含まれる、バリン、ロイシン、などアミノ酸効果も大きいのです。
また日本酒は、美容にも効果があります。酒造りに励む杜氏には、肌の奇麗な人が多いと言われています。それは、日本酒に保湿・美肌効果があるからです。小じわや荒れ肌の原因の80%は紫外線による「光老化」といわれ、夏の間、誰しもが日焼けをし、皮脂線や汗腺の働きも盛んになり、毛孔が目立ち、皮膚のキメが荒くなります。これはメラニン色素が皮膚に沈着する事で起こるのです。メラニン色素は、前駆物質であるドーパクロムがチロシナーゼ酵素によって、細胞内のアミノ酸(L-チロシン)に働きかけて生成されます。チロシナーゼの働きを、阻害する酵素があると、ドーパクロムは生成できなくなります。日本酒に含まれる、遊離リノール酸やアルブチンは、チロシナーゼ酵素の働きを抑え、メラニン色素の生成を阻止します。まずは、飲んで内側からの効果を期待してみましょう。
そして、酒風呂では、外側から皮膚を刺激するアルコールが、血管運動中枢に抑制的に働き、末梢血管を拡張して、体熱を促進させます。入浴を続けると、新陳代謝が活発になり、保湿、美肌成分で、若々しい肌が蘇ります。また酒風呂は、保温効果も高く、湯上り後もポカポカと体が温まります。冷え性や肩こり、腰痛などには、うってつけの癒しとなるでしょう。
まあ、こんな難しい話をしてはいますが、結局はただ単にお酒が好きだってだけなんですがね。

GODZILLA

アメリカの、メジャーリーグで活躍している、日本人の野球選手の中に”GODZILLA”の愛称で親しまれている選手がいます。”松井秀喜選手”の事です。怪獣の”GODZILLA”も好きではありますが、彼の事も好きなのです。彼は日本の石川県出身で、”星稜高等学校”の野球部に在籍。1年生の時から4番打者を務めている。小学生の時には、町の柔道教室に通っており子供の時には柔道をやるか野球をやるか悩んだ時期もあったといいます。中学校に進学した際に柔道部が無かった為、野球に専念する事となりました。この中学生時代から彼の逸材ぶりはうかがえます。軟球とはいえ、打撃の飛距離が130mにも達していたそうです。そして軟球を割る事もしばしばあったと聞きます。ボール代だけでも半年間で10万円を超える事もあったそうです。高校時代には並はずれたパワーで、打撃練習の際にあまりにも柵越えを連発するため、練習場のライトフェンス後方に特別のネットが取り付けられるといった事もありました。桁はずれの話題性から「10年に1人の怪物」などと言われていました。高校野球の試合では、対明徳義塾戦で5打席連続敬遠を受ける。明徳義塾高校の監督は、松井選手のいる星稜高校の練習を見て「高校生の中に1人だけプロの選手が混ざっていた」と試合後コメントした。
1993年に、”読売巨人GIANTS”入団。プロ初のキャンプでは、150m級の場外弾を連発して、ファンの度肝を抜く。有名な野球評論家達には「王貞治よりも上だ」と絶賛された。その後、2002年シーズン終了後にFA権を行使し、メジャーリーグの”ニューヨーク・ヤンキース”へ入団する。”読売巨人GIANTS”は、松井選手が在籍していた10年間に、リーグ優勝4回(内日本一3回)だったが、松井選手が抜けた2003年以降、4年間にわたってリーグ優勝から遠ざかる。球団の人気、試合の視聴率、球場への観客動員数もそれぞれ低下する。その後、球団は以前に増して露骨な戦力補強を繰り返している。松井選手の存在が、どれほど大きかったかを物語っている。
また松井選手は、”読売巨人GIANTS”時代から、天災やテロでの被害者・被害地への義援金を一度に数千万出資している。2004年に発生したインドネシア・スマトラ島沖地震の際には義援金として5000万円を、2007年に発生した能登半島地震の際には1000万円を寄付した。ベトナムの孤児として暮らす10人ほどの子供達に対しても、経済的里親として支援金を送っている。本業の野球以外にも、CM撮影やTV出演などで激務にも拘らず、練習後にファンにサインをねだられても断るような事はしないらしく、小学校の道徳教育の副読本にも取り上げられている。また自分の成績よりも、チームの成績にこだわっている所もある。2001年に単打が出ればサイクルヒット達成という状況の8回5打席でヒットを打つが、個人記録よりもチームの勝利を選び1塁ベースを蹴って2塁に進んだ。ヤンキース1年目のキャンプ中にトーリ監督が「エンドランのサインを出してもいいか?」と訊ねたところ、松井選手は「何でもします」と答えたそうです。
こんな人柄も良い松井選手ですが、今年の3月に結婚しました。本当におめでとうございます。まだまだ現役で、これからも活躍できるはずです。日本から応援しています。

2008年4月5日土曜日

OSAKE

私は、お酒を飲むのが結構好きなのですが、ビールも焼酎も日本酒もワインもシャンパンも紹興酒も好きです。まあ、酒なら全般的に好きなんですが。今日は、日本酒の良さを話したいのです。ビールやワイン、シャンパン等は、世界中で飲まれていますが、日本酒はまだあまり、世界的には人気がないと思います。日本国内においても、お酒を飲む方々の中で、日本酒が好きな人の割合は少ないと感じています。私は、日本酒が特にという訳ではないのですが、日本酒は素晴らしいお酒だと思っています。
日本酒は、日本で有名な”スサノオノミコト伝説”の物語の時代が起源だという説があります。実際に、現代の製法が確立されたのは、千年以上も前になります。そのころから、各地方ごとの特色をいかしたものを、各地方で作り続けて今に至っているのです。
日本酒の定義としては、”材料に米を使っている事”と”「こす」という工程を入れる事”となっています。この二点が含まれていれば、日本酒の定義としては、日本酒として認められています。そして、日本酒の分類なのですが、おおまかに三つに分けると、吟醸酒、純米酒、清酒、となります。純米大吟醸と呼ばれるものは、最高ランクに位置しています。ただし、純米大吟醸だから絶対に美味しいとも限りませんし、個人の好みの問題もあるでしょう。日本酒の最大の特徴としては、冷やしても温めても美味しいという点です。ホットウィスキーなんかもありますが、私の中では、日本酒の熱燗に軍配が上がります。
そして日本酒は、科学的にも美容や老化防止などに、効果があります。老化防止の点についてですが、飲酒自体が老化防止に効果がある事は分かってきています。適度の酒量を摂取する人は、非飲酒者や大量飲酒者に比べると学習能力や推理力が上回っている事が分かったのです。認知機能の低下は、非飲酒者の四分の一以下に抑えられていました。さらに、記憶障害に対しても日本酒は効果が期待されています。記憶障害は、学習機能に関わる大脳の神経伝達物質バソプレッシンが正常に働かなくなって起きます。これを調整し、記憶能力を改善してくれる活性物質(三種類のペプチド)が日本酒から発見されたのです。
日本酒の素晴らしさは、味以外にもあるのです。日本酒については、まだまだ語り足りないのですが、今日はこの辺で。また気が向いたら、日本酒の良さを紹介させていただきたいと思います。

ICHIRO

私は、学生時代に野球部に在籍しおりました。今でも、野球は大好きです。先日は、好きな選手である一人の、桑田投手の引退発表を見て、なんとも感慨深い思いを感じたものです。
私の、好きな野球選手はたくさんいるのですが、その中でも、”イチロー選手”は尊敬に値します。この”イチロー選手”ですが、メジャーリーグでの大活躍を見て、さぞかし才能のある選手だと思っている方々が多いとは思います。でも、私は才能では無く、努力の積み重ねによって、今の彼があるのだと考えている一人です。
”イチロー選手”は、”愛工大名電高”出身で、1991年に外野手としてドラフト4位で、”オリックス・ブルーウェーブ(現在オリックス・バファローズ)”に入団。3年目にして、レギュラーに定着します。日本の野球界では、大型新人と言われる選手は、1年目から活躍する選手は少なくありません。当然そういった選手というのは、各球団で奪い合いになりますし、ドラフト1位での入団が普通です。しかし、”イチロー選手”は、ドラフト4位での入団で、レギュラーに定着したのは、3年目からなのです。でも、この3年目から、彼の快進撃は止まりませんでした。
3年目の1994年に、レギュラーに定着すると、いきなり1シーズン安打数の日本記録を更新。前人未到の210本安打達成!1994年~1996年に3年連続MVP受賞!1995年、1996年にチームのリーグ連覇に貢献。1996年は、日本シリーズを制して日本一に。1994年~2000年まで7年連続ゴールデングローブ賞や、ベストナイン、首位打者等のタイトル、様々な賞を受賞し、輝かしい記録を残しました。
そして、2001年にポスティング制度を利用して”マリナーズ”へ入団。野手としては、日本人初でした。同年に、いきなり242安打、打率3割5分で首位打者獲得、56盗塁で盗塁王もマーク!新人で首位打者獲得は、1964年の”トニー・オリバ(ツインズ)”以来の2人目。同じ年に、首位打者と盗塁王を獲得したのは、1949年の”ジャッキー・ロビンソン(ドジャース)”以来。新人では初の快挙!この年、ゴールデングラブ賞、新人王、ア・リーグのMVP獲得!
2002年の5月には、日米通算2000本安打達成!2006年には、初開催の”ワールドベースボールクラシック”に出場。初代王者獲得に貢献。この年の6月に、日米通算2500本安打達成!2007年の、オールスターでは、史上初のランニング本塁打の快挙!そして、アジア人として初のオールスターMVP獲得!
こんなに活躍している選手ですが、”イチロー選手”を好きな理由は、その活躍ぶり以外にもあります。それは、2001年に首相官邸が、国民栄誉賞の受賞を検討していた時に、非公式で”イチロー選手”に国民栄誉賞の受賞を、打診した際に彼は、「まだ28歳で発展途上です。野球人生を終えた段階でいただけるようなら、ありがたい」と言い、断ったそうです。2004年には、公式に国民栄誉賞受賞の打診を受けた際には、「まだまだ未熟者ですから」と言い断ったそうです。私なら、即答で受賞しますね。
彼は、「成績は出ているから今の自分でいいんだ、という評価を自分でしてしまっていたら、今の自分はない」という名言を、残しています。きっと、こういった物の考え方が、彼の成功の元なのでしょう。やはり、努力の人だと考えてしまいます。もちろん、才能にも恵まれてはいるでしょう。しかし、努力あって初めて”イチロー選手”なのでしょう。本当に、尊敬に値する人物です。

2008年4月4日金曜日

桜の散る時

私の家の庭には、一本の大きな桜の木があります。私は桜の花が、とても大好きです。と言うか、日本人であれば、大体の方々が好きなのではないでしょうかね。今年も、見事な花を咲かせてくれましたが、若干花びらも散り始めた感じです。この桜の花が散る時っていうのは、なんとも切ないというか、はかないというか、寂しいというか、色々な思いが頭の中をめぐるものです。まあ、それもそれで風情があって、良いかなと思える時もあるのですが。
そんな、桜の散る時の風景でも、美しいと純粋に思えた事もあります。それは、現実の世界の話ではなく、映画の中での事です。映画”ラストサムライ”のラストシーンで、”渡辺謙”が死んでしまうシーンでの、桜が散りゆく景色は、純粋に美しいと思ったものです。
映画”ラストサムライ”は、ハリウッドの映画ですが、桜の美しさというか、桜が散っていく事の儚さというかを、良く理解しているなと感じました。この映画の監督は、武士道の潔さや、物事の引き際、武士の損得を無視した散りざまを、桜の花びらの散りざまに、だぶらせていたのかもしれませんね。
この映画のロケ地ですが、日本以外の場所が多かったようです。日本での撮影も、勿論ありましたが、ニュージーランドでの撮影が主だったようです。日本での撮影は、兵庫県姫路市にある、”書写山・円教寺”と、長崎県佐世保市の”九十九島”だそうです。”書写山・円教寺”は、監督が姫路城を見に来た際に、時間が余った為、たまたま寄った際に、気に入って撮影に使われたそうです。
私は、京都が好きで、よく京都に旅行で行くのですが、まだまだ日本にも、私の知らない美しい場所があるんだなあと、感じてしまいますね。
そして、”ラストサムライ”を見て思ったのが、侍の武士道の美しさです。今の日本人には、あまり無いものですね。人間として、理想論なのかもしれませんし、実際には、体現できない生き方ではあります。しかし、それに近い生き方なら出来る筈。映画の中で、死んでいく侍達は、きっと本望だったのでしょう。主の為に、自分の信念の為に、武士としての生き方だけの為に死んでいく事は、侍にとっては本望だったのでしょうね。
そして、”渡辺謙”の散り際に言う台詞、”perfect”は、桜に対してと、自分の散り方の両方だったのでしょう。侍という生き物にとって、色々な意味で完璧なシチュエーションなのでしょうね。
あの桜の景色は、あの映画の中でしか見られない、特別なものなのかも知れませんね。

2008年4月3日木曜日

ペンギン!?!?

今日テレビを見ていて、”エ~~~~~っ!!??”と、思わず叫びたくなるようなニュースが、放送されていました。内容としては、ペンギンが空を飛ぶ映像の撮影に成功したと言うものでした。しかもその映像、ペンギンが一匹二匹飛んでるものではなく、群れで飛んでいるのです。
目が点になりました!開いた口が塞がりませんでした!!言葉がつまりました!!!
英国の、国営BBC放送が撮影に成功したと、日本のニュースでやっているんです。場所は、フォークランド諸島の南方約750マイルのキングジョージ島。そこに住む、アデリーペンギンの群れが、大量に飛んでいるんです。驚きましたねえ。
と、思ったら四月一日のエイプリルフールの冗談・・・・・。騙されましたよ、完全に。
英国の、BBC放送が撮影に成功したと、ニュースで言ってるんですから、信じてしまいましたよ完全に。他の放送局でもエイプリルフールにちなんだ、冗談の放送をしていたみたいですね。チーターを、自力で走って追い抜いている映像もありました。手の込んだ冗談です。お金もかかってますよね。外国の方々は、センスが良い。私的には、こうゆうノリは大好きです。
しかし、日本では考えられない事ですよねえ。過去に、日本でも似たような、エイプリルフールにちなんだ、でっちあげの冗談の放送をした事があったみたいですが、翌日に謝罪の対応で大変だったみたいですね。日本のお国柄ですね。そんな日本人ですから、今日の放送を見て一瞬信じた方は、私だけでは無かった筈です。でも、そんな心のゆとりと言うか、心の広さと言うか、羨ましいですねえ。日本人にも、こういうユーモアのセンスと言うか、心のゆとりと言うかが、あって欲しいものですよね。
そして、今日は会う友人知人と、このペンギンの話ばかりでした。こんな悪戯でしたら、大歓迎です。あの放送を見て、笑った人が世界中に何人いたんでしょうかねえ?少なくても、私の周りだけで、二十人位には、笑いを提供してくれました。素晴らしいの一言です!!来年も期待しています。
そして、今日の日本のテレビでは、この放送が一日中ながれていました。日本でも、こういった冗談が放送されるようになってくれたら良いのですが。
来年、日本でもどこかの放送局で、やってくれませんかねえ?

2008年4月1日火曜日

桑田投手

私は、横浜の庭付きの一軒家に、母と犬二匹とで暮らしています。庭には、大きな桜の木が一本あります。このところの陽気で、桜の木もほぼ満開といった感じです。まあ、昨日今日と大分寒いのですが。
先日、元”読売巨人GIANTS”の桑田投手が、引退を発表しました。惜しいと言うか、残念と言うか、なんとも感慨深いものを、感じました。
今でこそ、日本人がメジャーリーグで活躍する機会も増えました。最近では、イチロー選手ですとか、松井選手のように、チームの主力的な存在にまでなっている方も存在します。
しかし、桑田投手の全盛期には、そんな事はまだ珍しい話でした。
彼は、高校野球でも大活躍をし、鳴り物入りで”読売巨人GIANTS”へと入団しました。入団後のGIANTSでの活躍も、素晴らしいものでした。彼は、変化球を多種多様に使い分ける投手として、GIANTSの投手として、長い年月を費やしました。
しかし、彼の野球への情熱は、野球選手としては、もうあまり若くない年齢になっても、燃え尽きなかったようです。そして、その思いはメジャーリーグへと、向いていたようです。
ただ、メジャーリーグへの挑戦には、やはり年齢的に遅かったと思われます。彼が、全盛期の時であれば。そう考える、桑田投手のファンは私だけでは無かった筈です。
桑田投手の全盛期に、今のようなメジャーリーグへの挑戦のチャンスが、多くあれば、きっと桑田投手も、今の松坂投手みたいに、活躍できたのでは?
まあ、どうにもならない希望ですが、ファンとしては、そんな桑田投手も、見てみたかった。
それと、桑田投手の、そんな年齢的な事も関係無く、自分の夢に向かって挑戦した姿は、とても勇気づけられたものです。
長い間、お疲れ様でしたと、言ってあげたい。そんな気持ちになる、引退発表でした。