2008年6月9日月曜日

Akiba

昨日テレビを見ていると、秋葉原の歩行者天国が修羅場になったというニュースを放送していました。過去の凶悪事件の特集でもしているのかと思って見ているとどうも生々しく、インターネットのニュースを見たらまさに昨日の午後0時半ごろの話でとてもおどろきました。犯人はその場で逮捕されましたが、結果7人が死亡、10人がケガを負うという過去何十年の中でも最悪とも言える通り魔事件となりました。現場ではお昼を過ぎたころに、犯人が運転するレンタカーの2トントラックが現れて、中央通りとの交差点の横断歩道を渡っていた男性5、6人を跳ね飛ばしました。トラックのフロントガラスはくもの巣状に割れ、白っぽいジャケットを着た男は交差点を50メートルくらい過ぎたあたりで停車しました。それだけでも大惨劇なのですが、男はサバイバルナイフを片手に車を降り、中央通り方向に走ると、ぶつかった中年男性のわき腹をナイフで刺し、若い女性の腹部を刺し、2人は流血して倒れました。さらに、車で跳ねた男性に馬乗りになって数回刺し中央通りに出ました。さらに男は交差点で救護にあたっていた制服警察官を背後から刺して重症を負わせ、駅方面に走りながら通行人を次々と切りつけました。付近の買い物客ら数百人は一斉に逃げ、秋葉原は一瞬でパニック状態になりました。最終的には路地に入った男を、警察官が銃を向けて警告し制圧したようです。路上などで起きた通り魔事件としては過去30年で最悪の被害と見られ、無差別殺傷事件では、7年前の同じ日付の日に起きた大阪の小児童殺傷事件の8人に次ぐ死亡被害者となりました。死亡被害者の死因は刺されたことによる出血死のほか、車にはねられたことが原因の人もいます。今回の事件の動機は、誰でもいいから殺したかったと供述していましたが、そんな理由だけで何人もの命を奪ってしまう事件が起きたこと自体、社会全体の犯罪抑止力が低下しているといえるでしょう。こういった無差別な通り魔事件はパトロールなどをしても防ぎようがありません。同じような事件を防ぐためには、幼いころから命の大切さを繰り返し教えるなどの社会作りが必要となります。これは現在の日本の教育にも問題がないとは言えず、今後もこの事件をきっかけに無差別な犯罪が増加する可能性は十分にあるのではないでしょうか。

2008年6月8日日曜日

defamation

ネットはもちろん、口を開けば起こる可能性のある名誉毀損ですが、いろいろな意味で問題の多い法律だと、何人もの法律関係者が指摘しています。名誉毀損に対する賠償額は高額化していますが、被害者は裁判に勝っても十分に報いられたようには思えません。その一方、メディアの萎縮効果も確実に起こっています。発信した情報が本当のことであっても名誉毀損にはなります。むしろ本当のことであったほうが、名誉を傷つけた可能性は高くなり、具体的な損害がなくても、相手の名誉を傷つけたというだけでも名誉毀損は成立するのです。学校裏サイトでのいじめが社会問題になっていましたが、こうした中傷も発信者を特定して訴えれば賠償請求できるケースです。解決策がないと言われていますが、片っ端から名誉毀損裁判が起こされはじめたら、親としては子供をほっておくわけにはいかなくなります。悪質な書き込みだった場合は民事では済まず、刑事事件になる可能性もあります。いじめられている子供の親としては、子供を裁判に巻き込むことの是非もあり、望ましいかどうかはともかく不当なことには断固戦うという姿勢も必要だといえます。しゃべったことでも名誉毀損は成立するのですが、立証するのが難しい、しかし最近はブログやメールなどログが残るものが多く訴える環境は整っています。訴える側はそれを裁判所に言えばいいだけで、名誉毀損でないことを証明する責任は情報発信者にあります。名誉毀損になるかどうかは、裁判官が言論の自由についてどう考えているかということだけではなく、裁判官の感覚によるところも大きいようです。裁判官のあたりはずれによって勝ち負けが変わるというのは、他の裁判でもよくあることですが、特に名誉毀損は基準があいまいで、裁判官の裁量による部分が多いといえます。こうした裁判官の判断には、世の中のムードも大きな影響をあたえるようで、世の中が表現の自由は大事だと考えれば、裁判所も名誉毀損の適用に慎重になる。しかし、世の中が表現の自由よりもプライバシーの問題のほうが切実な問題として感じていれば、そうした判決がでるようになるようです。有罪になるならないは別として、うっかり名指しで誰かを中傷するのはなるべく避けるのが無難な世の中だと言えます。

2008年6月7日土曜日

SUKIYAKI_Western_DJANGO

今日は、2007年公開の日本映画「スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ」を見ました。この映画は第64回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された映画で、登場人物がほとんど英語で話しているということで以前から注目していました。監督には三池崇史さん、出演は伊藤英明さん、佐藤浩市さん、安藤政信さん、さらにはあのクェンティン・タランティーノさんなどの豪華キャストに加えて主題歌の「ジャンゴ~さすらい~」が北島三郎さんという話題性バツグンの映画です。ストーリーは、源氏と平家が雌雄を決した、壇ノ浦の戦いから数百年後の話で、源氏も平家もすっかり落ちぶれてしまい、白の源氏と、赤の平家というカラーギャングとなっていました。この時代を西部のゴールドラッシュの時代に見立てて、それぞれが銃を使用するガンマンになっていて西部劇として描いているところが日本映画とは思えない特徴です。源氏のリーダーは安藤政信さん演じる源義経、平家のリーダーは佐藤浩市さん演じる平清盛が、とある村に眠る宝をめぐって激しい対立を続けていました。そんななかに伊藤英明さん演じる凄腕のガンマンが現れて、対立関係はより複雑化していくという話です。この映画はストーリーの秀逸性というよりも、圧倒的な映像美が印象に残りました。日本映画独特の感性で、見事に武士の時代と西部劇の時代を融合しており、他にはないオリジナリティが感じられます。英語はところどころつたない英語だったりもしますが、それも一つの味として捉えたほうがいいのかも、と思えてしまいます。ただ、この映画は映像美などの芸術性を重視するあまり、ストーリー展開までもが芸術性を求めているような感じで、結局最後には何も感慨のようなものが残りませんでした。そこがこれだけの話題性ながらもヒットしなかった要因なのではないでしょうか。あと印象に残ったのが、平清盛役の佐藤浩市さんが、どちらかというと悪役の役をしていたことが意外な感じがしました。しかし、当然そこはさすがの演技力で、卑怯で残酷な平清盛をしっかりと演じているところも見逃せません。佐藤浩市さんといえば、本日から公開の「ザ・マジックアワー」の主演男優で最近よくテレビなどで見かけます。「ザ・マジックアワー」もそのうち見てみたいと思います。

2008年6月6日金曜日

Antarctic_Seeing

最近、世間ではやや過剰ぎみにエコが叫ばれています。とてもいいことだと思いますが、「なぜ今になって突然こんな勢いで?」とか「どうせエコならもっと極端にやれば。」などといったいろんな考えが頭をよぎってしまいます。当然目にするニュースもエコ関連のものが非常に多く、今日は南極のニュースを見ました。地球最後の秘境といわれるThe_Antarctic_Continent(南極大陸)ですが、実は今この大陸に観光客が押し寄せているようです。南極旅行を扱う国際南極観光業者団体によると、南極を訪れた観光客は1992年で6700人だったのが、2003年あたりから急増し始め、2006年には一気に3万人を超えたそうです。観光業者は笑顔ですが、ここでまた環境のことを考えると喜べない話もあります。ペンギンなどの繁殖への妨害や環境汚染などが心配され始めているのに加え、以前から懸念されていた海難事故も起きてしまいました。昨年の11月に大型観光船「エクスプローラー」が、南極半島沖の南シェトランド諸島付近で氷山に衝突し沈没しました。幸い全員が別の船に救助されて無事だったのですが、沈船からの海洋汚染が心配されており、南極観光ブームによる、過密なスケジュールが引き起こした事故だといえるでしょう。そんななかで、南極観光の玄関口でもある南米パタゴニアの最南端の港町ウシュアイアでも、南極と同じような環境破壊の問題が起こり初めていました。最近は、南極景気をあてこんで、南米中から職を求めた人たちがたくさん流入、ウシュアイアもここ20年ほどで人口が10倍の7万人を数えるまでになってしまいました。とうぜん町は手狭になり、町の外れにあるナンキョクブナの原生林は切り倒されてしまいました。さらに、不法滞在しているボリビア人たちによって、そこにスラムが作られようとしており、治安はとても悪化しています。この町のシンボルはペンギンで、この町を歩くと小さなお土産から大きな壁画までたくさんのペンギンキャラクターに出合うことができますが、そんな光景も今後の行動次第では、あと数年のものかも知れません。

2008年6月5日木曜日

NATIONAL_TREASURE_2

今日は新作DVDの「ナショナルトレジャー2」を見ました。この映画はあのジェリーブラッカイマーさんが仕掛けて世界33カ国でナンバーワン記録を打ち立てた「ナショナル・とレジャー」の続編で、歴史学者にしてトレジャー・ハンターであるベン・ゲイツの冒険を描いています。前作ではアメリカ独立宣言書に隠された謎をとき、テンプル騎士団の秘法にたどりついたベン・ゲイツとその仲間たちですが、今度はリンカーン暗殺者の日記から、暗殺の真犯人として、ベン・ゲイツの先祖の名前が発見されてしまいます。しかしそれは、ベン・ゲイツを利用して日記に隠された暗号を解読しようとする何者かの陰謀でした。しかし、ベン・ゲイツは先祖の汚名を晴らすために、日記の謎を解読し、フランスの自由の女神、バッキンガム宮殿、ホワイトハウスといった歴史的な建造物に隠されている暗号を次々と解読していきます。このベン・ゲイツを演じるのは私の大好きな俳優、ニコラス・ケイジさんです。彼は3年ぶりにベン・ゲイツを演じるわけですが、実は彼の俳優人生において初めて過去に演じたキャラクターを再び演じたそうです。彼は、1964年のアメリカ、カリフォルニア州生まれで、あのフランシス・フォード・コッポラ監督を叔父に持ち、必然的にソフィア・コッポラ監督をいとこにもつという芸能のサラブレッドなのです。彼の名前を一躍広めたのが、末期のアルコール中毒患者という役でアカデミー賞主演男優賞を受賞した、1995年の映画、「リービング・ラスベガス」です。私もこの映画でニコラス・ケイジさんのファンとなりました。それ以降、ショーン・コネリーさんと共演して、ジェリー・ブラッカイマーさんとの初仕事となった「ザ・ロック」でヒットを飛ばし、「コン・エアー」、「60セカンズ」など次々とヒット作に出演しています。2005年に公開されたニコラス・ケイジさん主演の映画「ロード・オブ・ウォー」は数ある映画の中でも私の中のトップ10にランクインされています。今回の「ナショナル・トレジャー2」はディズニー映画ということもあり、前作同様軽めに楽しめる内容でした。ジェリー・ブラッカイマーさんらしく、壮大な展開となっているあたりは人気がでるのもうなずけます。

2008年6月4日水曜日

ECOTire

ガソリンの値段が相変わらず上がり続けており、軽く170円を突破してしまいました。今後はまだまだ上がっていくと思われますが、都内ならともかく、郊外で車がないと生活できない人にとっては深刻なダメージでしょう。こうした状況の中でとれる唯一ともいえる手段が愛車の燃費の向上です。燃費のより車に買い換えることはもちろん、タイヤを交換することによって省燃費性能の向上を期待できる「エコタイヤ」というものが話題になっています。空気を切り裂く際の抗力など、走行中の車はさまざまな抵抗を受けており、これが燃費性能の向上を大きく左右します。中でも全抵抗のうち平均速度で走る車の抵抗の44パーセントを占めるのが、タイヤが転がる際に路面との間で生じる転がり抵抗と言われるものなのです。エコタイヤは、これを小さくすることでエンジンの負荷を減らし、燃費の向上をサポートすることを目的として開発されています。実際にどの程度のメリットが得られるのかといいますと、仮に転がり抵抗がゼロになると、10パーセント以上も、交差点などのストップ&ゴーが多い市街地でも7パーセント以上も燃費が向上するようです。転がり抵抗がゼロということはないので実際には少し燃費が向上するといった程度ですが、長い目でみると大きな差となります。また、素材や構造を見直すことで高いグリップ力が実現されており、以前は弱点とされていた、濡れた路面での安全性も確保されています。ブリジストンの「エコピアEP100」は、末端変性ポリマーが分子レベルでゴムの特性を改質し、ウェット路面での性能を犠牲にすることなく、転がり抵抗の原因となる、タイヤの余分な発熱を防ぎます。ミシュランの「エナジー3」は左右非対称パターンが、ドライ路面での軽快なフットワークと、高いウェットグリップ力を両立しています。強化したトレッド部によって性能が長続きするのが特徴です。ヨコハマの「DNAアースワン」は、天然ゴム配合のナノパワーゴムが、転がり抵抗を低減し、オレンジオイルの働きで接地面のしなやかさを確保しています。これによって路面の細かなデコボコに密着し、高いグリップ力を発揮できるのです。このように性能も向上が期待でき、燃費も向上するエコタイヤ。地球温暖化や資源の枯渇といった環境問題も考えると、今最も注目すべきカーグッズといえるでしょう。

2008年6月3日火曜日

mangrove

最近ますます地球温暖化に対する危機が叫ばれています。そんな中である記事を目にしました。それはマングローブという植物が地球温暖化を救うかもしれないという記事です。マングローブは、熱帯・亜熱帯地域の海の干潟や河口部で育つ100種類以上の植物の総称です。日本では、沖縄県の西表島などで見ることができます。干潮時のマングローブは、陸上の森林と変わらないように見えますが、潮が満ちてきて満潮になると、海の中に生えている森となるので「海の森」と呼ばれています。マングローブの最大の特徴は、葉っぱはもちろん、種類によっては根っこでも光合成をしていることです。つまり沢山の二酸化炭素を吸収してくれるのです。マングローブが二酸化炭素を吸収して地中に炭素として固定化する量は、陸地のほかの植物に比べて5~6倍に達することもあります。成長したマングローブ50本で人間一人が1年間に輩出する二酸化炭素をほぼ吸収できると言われています。また、マングローブは他の植物に比べて成長が速く、1年間で2~3mも育つ種類もあります。マングローブはたくさんの二酸化炭素を吸収し、地球温暖化の抑制に役立つだけではありません。海岸線に並んだマングローブの森は「みどりの防波堤」として、津波や台風から人々を守ってくれます。また、陸地からの土砂が海に流出するのを食い止め、砂や泥で覆われると死んでしまう珊瑚礁を守る役割も果たしています。さらに、マングローブの根がつくりだす安全な空間は命のゆりかごとして、幼い魚やカニ、エビなどをたくさん育てます。そんなマングローブはエビ養殖池づくりのために伐採されたり、薪や炭の原料として乱伐されたりと、ここ数10年で急激に減少しているそうなのです。環境問題を考えるうえで、排気ガスを減らすことや資源のリサイクルをすることも当然大切ですが、このマングローブについて考えるのも同じように大事なことだと思います。こういった意識を一人一人が持つことが何よりも大切なことなのではないでしょうか。