2008年5月5日月曜日

AVP2

昨日は「エイリアンvsプレデター2」を見ました。当然私は前作の「エイリアンvsプレデター」も見たのですが、正直な感想は面白かったのは真ん中のあたりまでで、後半は興ざめしてしまいました。そのあたりが今作品ではどのように改善されているのかがちょっと気になっていました。予想外だったのは今回から新しいキャラクターが登場することです。それは「プレデリアン」と「ザ・クリーナー」という2対のモンスターです。プレデリアンはプレデターの体内に産み付けられたエイリアンで、宿主の体の特徴を持っていて、80%くらいはエイリアン、残りの20%くらいがプレデターという、前作の最後にプレデターの腹を破って登場したあいつです。ほとんどエイリアンで、酸性の血やサソリのような尻尾やエイリアンの口をもっているのですが、下顎やヘアスタイルはプレデターのものとなっています。ただこのプレデリアンは新しい繁殖方法を獲得していて、卵をたくさん体内に産み付けることでより効率よくエイリアン達を繁殖させることに成功しています。そして、プレデターの新キャラクターであるザ・クリーナーは過去のシリーズに登場していたようなハンターではなく、エイリアンを地上から抹消するという目的のために行動するプレデターで、殺戮こ痕跡を一切残さないように行動します。だだこのザ・クリーナーは所詮血も涙もないプレデターなのでエイリアンを狩る道中で罪のない人も巻き込んでいきます。また、このザ・クリーナーは新しい武器を装備しており、2基のショルダー・キャノン砲や墜落した宇宙船を爆発できる爆弾、一瞬でエイリアンを粉々にできる散弾銃、エイリアンの尻尾から作られた鞭を駆使して単身で何十匹ものエイリアン達と戦います。前作では人間とプレデターが共同戦線をはるという展開に興ざめしてしまいました。もはやプレデターの中に人間が入っているようにしか見えなかったからです。しかし、今回はそういった展開はなく、純粋に人間とエイリアンとプレデターの3つ巴の図式を一貫していたのでそれなりに楽しく見ることができました。純粋にSF映画を見たい方はそれなりに楽しめる作品となっていると思います。

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