2008年5月9日金曜日

I Am Legend

今日は2007年製作のmovieで、最近レンタルが開始された「I_Am_Legend」を見ました。このmovieはフランシス・ローレンスさんという人が監督で、リチャード・マシスンさんという作家の小説「吸血鬼(地球最後の男)」が映画化されたものです。主演はウィル・スミスさんで、この映画が公開されてCMで予告しているときから気になっていました。ストーリーは、ガンの治療薬が開発され、すべてのガン患者が助かったかに見えましたが、その治療薬は人間を死に至らしめるクルビン・ウィルスであったことが分かりました。そのウィルスは空気感染によって世界中に広まり、全世界のほとんどの人間が死んでしまいました。ウィル・スミスさん演じるロバート・ネヴィル博士はそのウィルスに免疫があり、生き残ったのですが、彼の計算によると60億人の人口のうち54億人が死滅し、残りはネヴィル博士を含む1200人の免疫保有者とウィルスによってダーク・シーカーと呼ばれるバンパイアのような人間が5億8000人生き残っていました。そしてネヴィル博士はたった一人でニューヨークに残りダーク・シーカーを普通の人間に戻すためのワクチンを作る研究をしながらラジオ放送で世界中に自分がニューヨークにいることを発信し続けていました。そして研究を進めるうちに知能を有しているダーク・シーカーと遭遇し、物語は新たな展開えと進みます。このmovieの見所はなんといってもVFXを駆使したその映像で、ニューヨークの町並みが見事に廃墟と化しています。そしてたった一人の人間になってしまったネヴィル博士がマネキンを街のショップにならべてそれに話しかける様子などはこの暗いストーリーにおいて気軽に見るためのよい味付けとなっており、昼と夜のシーンを分けることによってホラーが苦手な人でもライトに見ることができるように考えてある所も見逃せません。最終的には物語は予想していなかった方向へと展開していくのですが、納得の行くストーリーだったと思います。そして見終わったあとには、もしも自分がそういう状況だったらどんな行動を取るのだろうと考えさせられたりもしました。一応SFアクションmovieなので、SF物が好きな方なら十分楽しめるmovieだったと思います。

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