2008年5月2日金曜日
onsen
GW真っ只中ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?私はぶらりと温泉にでも行ってこようかなと考えています。世界中を見回してもいろいろな温泉がありますが、日本人ほど温泉を愛している民族はいないでしょう。旅をして温泉につかっていると、日本人に生まれてよかったなぁとつくづく感じてしまいます。さて今日は草津温泉について書いてみようと思います。草津という名前の由来は、大般若経に「南方有名是草津湯」という一条から出たとする説と、草津の湯から発する硫化水素の匂いがかなり強烈なことから「くさうづ」と呼ばれてたのが変化して「くさつ」となったという説があるそうです。私はどうも前者のような気がしてなりません。泉質は、酸性・含硫黄(アルミニウム)硫酸塩・塩化物温泉です。泉質だけを聞くとめちゃめちゃ体に悪そうですが、とても体にいい湯として有名でその効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、関節の強張り、五十肩、打ち身、慢性消火器病、痔疾、冷え性、疲労回復、慢性皮膚病、動脈硬化症、慢性婦人病、切り傷、病後回復などに良いと言われています。しかし、鉱泉過症の人は入ってはいけないそうです。日本でも有数の酸性度で、地球上の生物に適した環境ではないため雑菌などの消毒作用がとても高いそうです。当然入りすぎは体によくないので、1日の入浴はせいぜい3回までにしておいたほうがいいです。草津温泉のウリはもう一つあり、それは自然湧出量が毎分30000リットル以上という日本一豊富な湯量です。これによって草津の多くの温泉浴場では、温泉を循環・過熱するのではなく、浴槽から溢れ出るようになっています。常に沸きたてのお湯につかれるわけですね。草津にはおもに6つの源泉があるのですが、現在一番湯量が多いのは温泉街から少し離れた場所にある源泉・万代です。また最も有名な源泉は温泉街の中央にある源泉・湯畑です。辺りには硫黄の香り草津に来たことを実感できるため、ここは観光で訪れた人はみんな足を運ぶそうです。このように草津温泉はまさに、ザ・温泉といった感じです。まとまった休みがないとなかなか温泉に行くことはできないですから、思い出に残るいい旅にしたいものですね。
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