2008年4月6日日曜日

OSAKE2

日本酒の良さを、知ってもらいたいと思い、また紹介させていただきます。適量の飲酒は、健康に良いと言われています。”酒は百薬の長”なんて言葉もありますが、まさしくその通りです。日本酒は骨粗しょう症の、改善・予防に効果がある事を最新の医学研究は明らかにしました。飲酒により、体内のエストロゲン値を高め、骨密度が高くなり、骨折のリスクを低下させるのです。骨格筋の修復や増強に、日本酒に含まれる、バリン、ロイシン、などアミノ酸効果も大きいのです。
また日本酒は、美容にも効果があります。酒造りに励む杜氏には、肌の奇麗な人が多いと言われています。それは、日本酒に保湿・美肌効果があるからです。小じわや荒れ肌の原因の80%は紫外線による「光老化」といわれ、夏の間、誰しもが日焼けをし、皮脂線や汗腺の働きも盛んになり、毛孔が目立ち、皮膚のキメが荒くなります。これはメラニン色素が皮膚に沈着する事で起こるのです。メラニン色素は、前駆物質であるドーパクロムがチロシナーゼ酵素によって、細胞内のアミノ酸(L-チロシン)に働きかけて生成されます。チロシナーゼの働きを、阻害する酵素があると、ドーパクロムは生成できなくなります。日本酒に含まれる、遊離リノール酸やアルブチンは、チロシナーゼ酵素の働きを抑え、メラニン色素の生成を阻止します。まずは、飲んで内側からの効果を期待してみましょう。
そして、酒風呂では、外側から皮膚を刺激するアルコールが、血管運動中枢に抑制的に働き、末梢血管を拡張して、体熱を促進させます。入浴を続けると、新陳代謝が活発になり、保湿、美肌成分で、若々しい肌が蘇ります。また酒風呂は、保温効果も高く、湯上り後もポカポカと体が温まります。冷え性や肩こり、腰痛などには、うってつけの癒しとなるでしょう。
まあ、こんな難しい話をしてはいますが、結局はただ単にお酒が好きだってだけなんですがね。

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