2008年4月23日水曜日

ミニチュアダックスフンド

私の家には、犬が二匹います。一匹は、スタンダード・シュナウザーなのですが、この子はあまり人見知りする事もなく、私の家に訪れる友人・知人達にも、すぐになつきます。もう一匹が、ミニチュア・シュナウザーなのですが、この子は本当に人見知りが激しく、何度も家に訪れている友人・知人達にも吠えまくります。このダックスフンドですが、元々はアナグマや小獣の狩りを得意としているものです。視覚によって発見が困難なアナグマ狩りに主に使われてきました。アナグマは農作物を荒らす害獣なのですが、その毛皮は高価で、アナグマ猟は経済活動として行われていました。アナグマは15キロほどの体重で、昼間は巧妙に掘った穴の中にいます。そのアナグマの穴は小さいため、必然的に短足の犬が選抜される事となったのです。アナグマの穴は、まず嗅覚によって捜し、穴の中に入ってアナグマを発見し、威嚇して穴の中からアナグマを追い出すという方法で行われていました。ダックスフンドの体長は体高の二倍もあります。全犬種の中で最も、胴長・短足な事でも有名だと思われます。この短足なところが、アナグマ猟に向いていたのですね。そして、威嚇してアナグマを穴から追い出すという作業も、小さい体の割に吠え声が大きいというところで、アナグマ猟に向いていたのでしょう。遊び好きで、適度の警戒心を持ち、番犬としても機能すると聞きます。しかし、私のダックスフンドは警戒心が強すぎるのでしょうか。誰が来ても吠えます。家に人が近づいた事が、鳴き声で分かるので便利といえば便利なのですが。そして、我が家のダックスも吠え声が大きい。確かに、番犬として機能しています。そして、ダックスフンドの起源ですが、古代エジプト時代の壁画から、ダックスフンドに酷似する犬の壁画も発見されているそうです。まあ、中世ヨーロッパが起源と考えるのが妥当だと思いますが。さて、今日もこれから日課のお散歩に連れて行きます。

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