2008年4月29日火曜日
Twelve_Monkeys
昨日は久しぶりに12モンキーズを見ました。この映画を見たのは2度目で、最初は字幕なしで見ようと思っていました。しかし、記憶によるとこの映画は複雑だったような気がする・・・と思い字幕つきで見ました。この12モンキーズはテリー・ギリアム監督が1995年に発表した映画で、ブルース・ウィリスさんやブラッド・ピットさんの豪華競演が話題になりました。主人公のブルース・ウィリスさんが演じるジェームズ・コールは囚人として生活していたのですが、その世界はウィルスによって人類の99%が死滅しており、生き残った人間はウィルス汚染のため地下で生活していました。主人公のジェームズ・コールはある日、科学者たちから過去に戻ってワクチンを作るために必要な純粋なウィルスを手に入れるという任務を与えられます。成功すれば特赦をもらえるというわけです。任務を達成するために1996年に行く予定だったのですが、科学者たちが間違えたために1990年に送られてしまいます。そこでは女医に未来から来たという妄想癖があると診断され、精神病院に監禁されてしまいます。そこで後の「12モンキーズ」というグループのリーダーとなるブラッド・ピットさん演じるジェフリー・ゴインズと会うのですが、いったん未来に戻ることができます。この時のブラッド・ピットさんは今と比べるとまだ若く、圧倒的な存在感のある熱い演技を披露しているのが印象的でした。その後もう一度チャンスをもらい今度こそ1996年に行くことができます。再び精神病院時代の女医さんと接触し、未来から来たということを信じてもらえないながらも彼女の協力を得て「12モンキーズ」と接触するのですが・・・ブラッド・ピットさんはこの映画での熱い演技で第53回のゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞しています。この映画のテーマは時間と記憶だそうです。私はそれだけでなく、未来からやってきて真実を伝えているのに誰一人として信じない、それだけでなく精神異常者扱いとなってしまう主人公を見て。この世は間違った常識にとらわれすぎているという世間に対してのメッセージのようなものを感じました。大多数の意見が物事の真理というわけではないと・・・見終わったあとはしばらくもやもや感が消えない映画でした。
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