2008年4月30日水曜日
Akiba
東京都千代田区に秋葉原駅という駅があります。この町はアキバという略称で世界的に有名な電気街で外国人が日本に訪れた際は観光したい場所の上位にランキングされる場所です。元々家電品やオーディオ機器や無線機器などのお店の集合体として栄えてきた街で、地域密着型の電気屋さんで購入するよりも安く買えるなどのメリットもあり、電子機器を買うならアキバに行けとまで言われるほど成長しました。また、オーディオマニアや無線マニアが欲しいものは一般の家電量販店では入手できないのですが、アキバに行けば大抵入手することができるという街でもあります。ここ十数年では機械マニアのお店だけでなく、アニメやゲームの製品を扱うお店が増え、これをきっかけにオタクが欲しいものはアキバに行けば手に入るという側面ももつようになりました。オタクを指す用語の「アキバ系」という言葉まで出来てしまったほどです。そしてさらにその進化は止まらず、近年では「お帰りなさいませ、ご主人様」という挨拶で有名なメイド・カフェが大流行し、メイドに会うならアキバに行けとまで言われるメイドの街としても有名になっています。このアキバでは路上でのコスプレイヤーやパフォーマーが集う場所でもあり、辺りではアイドルのライブやメイドのパンチラ撮影会などで賑わっていました。しかし、時がたつにつれてパフォーマー達の無法地帯と化してきていたためついに警察が動きました。当局はパフォーマーの完全排除を目指し厳しく取り締まりを行っているようです。先日も某自称アイドルが逮捕されたり、数名の警官が常に見回りをするなどしています。居場所をなくしたパフォーマー達は現在警察の管轄外であるJR秋葉原駅にある西側広場へと活動の場を移しているそうです。しかしこの場所も通行人の迷惑になるのでいずれ取り締まりは強化されるでしょう。個人的な意見ですが、パフォーマーとは言っても所詮は所詮はアマチュアの自己満足の世界。他人の迷惑にならなければ大歓迎ですが、そうでなければ取り締まって当然だと思います。その芸人さんがプロ意識を持ってやっているのであれば、いくら取締りが強化されようとも公共の施設を使って世間にアピールする方法はいくらでもあるのですから。
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