2008年4月15日火曜日

森林公園

今日は用事で、横浜の磯子の方に行っていました。私の住んでいる所から、車で1時間といったところでしょうか。昔は、この磯子の近くにある山手と呼ばれる辺りに住んでいた事もありました。ふと懐かしい思い出なんかも、蘇ります。予定よりも、だいぶ早く家へ帰れる事となり、私は帰り道に少しだけ車で寄り道しながら帰ろうかと考えておりました。懐かしい道、懐かしい街並みです。同じ横浜に住んでいるとはいえ、用でも無ければ通る事もありません。ほんの小一時間ほどしか離れていない場所ですが、あの頃はこんな事をしていたなあとか思い出しながら車を走らせていました。山手から程近い所に、大きな公園がある事をふいに思い出しました。寄り道ついでに、寄って行こうと思い立ちました。「根岸森林公園」です。公園脇の駐車場に車を止めました。この公園は、大きな芝生公園を中心にした森林公園として、1977年に開園されたものです。施設らしい施設は存在しません。この公園の魅力は、なだらかな丘と敷地全体に広がっている芝生、それと緑豊かな自然です。多くの樹木により、四季折々の景観は素晴らしいものがあります。私は、桜がまだ散っていない事を少し祈っていました。満開の時期には、なかなか見応えのある景観なのです。公園に隣接されたかたちで、「根岸競馬記念公苑」というものがありまして、「馬の博物館」も併設されています。その影響で、駐車場近辺では独特は臭いが漂っています。この馬に関わる施設には、まだ一度も入った事はありません。公園の中へと入りました。ゆるやかな階段をゆっくりと登って行きました。目の前の光景は素晴らしい景色になりました。桜はピーク時を、明らかに過ぎてしまっていますが、どこまでも続いている芝生の緑と樹木の緑色、それと空の青い色、そこに少しだけ残っている桜のピンクの花びらが一枚の絵画のようです。自然は本当に素晴らしいものです。こんな光景が、横浜のど真ん中にあるのが信じられません。寄り道は大正解です。惜しいのは、桜ですかね。この公園の事はすっかり忘れていましたが、来年の春には満開の桜を見に来たいと思います。こうゆう時間の使い方も良いものですね。少し得をした気分で家に帰りました。

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