2008年4月11日金曜日

野茂英雄投手の復活

昨日も、野茂英雄選手の話だったのですが、今日も野茂選手の事を書きたいと思います。野茂選手が、カンザスシティー・ロイヤルズの投手として、対ニューヨーク・ヤンキース戦で、メジャーリーグのマウンドに、実に1000日ぶりに復活しました!実に、とてもとても喜ばしい限りです。野茂選手は、日米通算200勝や、最多奪三振4回、6試合連続2桁奪三振等の記録。メジャーリーグでも、最多奪三振2回、ノーヒット・ノーラン2回等の記録を残しています。中でも、クアーズ・フィールドでのノーヒット・ノーランを達成したのは野茂選手1人なのです。この球場は、高地で空気が薄く、投手のスタミナの消耗が激しく、ボールが飛びやすい球場のため、難易度はかなり高い記録なのです。不可能を可能にしたノーヒッターといわれ、この球場でのノーヒッターは今後2度と出ないだろうとも言われています。また、1995年にディアマンテスが、野茂選手の応援歌として、「バナナ・ボート」の替え歌で「野茂英雄のテーマHIDE~O」を、シングルCDで発売するといった出来事もありました。「野茂が投げれば大丈夫」の歌詞は、有名だと思います。人気もありました。驚異の奪三振率から、「ドクターK」の異名もあります。また、メジャーリーグへと挑戦し、活躍する事で、野球の本場メジャーでも、日本の野球が通用する事を証明した野茂選手は、日本のパイオニアともいわれています。しかし、肘への負担により、活躍にもかげりが出てきます。そして、2006年には右ひじを手術しました。手術からの回復も思わしくなく、リハビリが続く時代が長かったと聞いています。そんな野茂選手の、メジャーのマウンドへの復活です。
野茂選手にとって、デビルレイズ時代の2005年7月以来のメジャーリーグのマウンドです。リリーフでの登板で、7回から9回までの、3回の登板で、65球・被安打4・自責点2・与死球2・奪三振1の結果でした。奪三振は、松井選手から奪ったものでした。試合後のコメントでは、「早くマウンドに上がって投げたかった。」と野球への情熱を感じさせる発言や、「どこまでやれるか分からないし、使う方も分からないでしょう。投げるチャンスが来れば抑えて、それからです。」と、まだまだ野球を続けたい意思ともとれる発言がありました。野茂選手も39歳です。野球選手として、もう若くはありません。ですが、まだまだ活躍する所を見たいものです。そして、まだ現役で頑張れるはずです。今日を皮切りに、素晴らしい復活劇になる事を信じて応援したいと思います。

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