2008年4月12日土曜日

osake3

日本酒の良さを、また紹介したいと思います。日本酒には、色々な健康に有効な効果について紹介してきましたが、日本酒の中には、糖分、有機酸、アミノ酸、ビタミン等100種類以上の栄養素が含まれています。とりわけ身体に有益な生理活性を示すアミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸は、3大栄養素1つで、タンパク質の厚生素として筋肉、臓器への利用や栄養価を高めるほか、様々な生理機能を担っています。体内で合成できない、飲食物から摂らなくてはならない必須アミノ酸が日本酒にはバランスよく含まれ、古来より「天の美禄」と言われました。非必須アミノ酸の役割も大きく、アルギニン(ホルモン分泌の促進)、グルタミン(免疫機能の維持・改善)、アラニン(肝臓の保護)、等は素晴らしい薬効を持っています。日本酒の甘さをだしている、アミノ酸(グリシン・アラニン・プロリン)は脳では神経伝達物質として働き、胃液や唾液を分泌させ食欲を増進します。夏の暑さで、胃腸機能が衰えがちな時期に、日本酒で乾杯の1杯に含まれるグリシンが胃腸庭部の顆粒細胞を刺激し、ガストン(消化管ホルモン)を放出させ、血中を回って胃底部に作用して胃液を大量分泌させます。
運動する場合には十分なアミノ酸やたんぱく質を摂取する事が必要になります。脂肪代謝が高まるため、アミノ酸の分解が進み、必要量は増加します。また、疲労回復や疾病予防にアミノ酸サプリメントの活用は人気がありますが、日本酒にも効果が期待できます。日本酒には、様々な栄養が含まれています。
とは言え、適量を守るというのも大事な事です。日本酒をのんでいれば、絶対に健康になれるという事ではありません。しかし、そんな事を言っている私自身が、分かっていながらついつい深酒をしてしまいます。やはり、楽しくお酒を飲んでいると、ついつい飲みすぎてしまうんですよね。気をつけなければ。逆に体を壊す事になっていしまいますから。

0 件のコメント: